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壱弐参横丁に立ち飲み店「スタンドオオトモ」 兄弟で念願かなえUターン開業

「スタンドオオトモ」を営む大友肇さん(右)、薫さん。撮影後、「怖そうに見えるかな?」と心配していた

「スタンドオオトモ」を営む大友肇さん(右)、薫さん。撮影後、「怖そうに見えるかな?」と心配していた

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 仙台市青葉区の壱弐参(いろは)横丁に立ち飲み店「スタンドオオトモ」(一番町2、TEL 080-9631-0103)がオープンして2カ月がたった。

立ち飲みの定番、ハムカツと煮込み

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 関東からUターンした仙台出身の大友肇さん、薫さん兄弟が地元で飲食店を営みたいという夢をかなえ、5月1日に開いた。2人とも仕事が休みの日は朝や昼から横町で飲むのが好きだったことから、「店の場所は横町しか浮かばなかった」と肇さん。店舗面積は約10坪、収容人数は15人。

 フードメニューは、「あじたま」(90円)、「すな唐」(1本130円)、「ハムカツ」(190円)、「メンチ」「ポテサラ(ガーリック・オニオン)」(以上290円)、「煮込み」「牛たたき」「ハラミねぎポン酢」(以上350円)、「パタン(中華スープ付き)」「黒胡椒(こしょう)レモン焼きそば」(以上390円)など、約40種類を用意する。肇さんは「自分たちがさっぱりあっさりした料理が好きではないので、お酒に合うパンチのあるメニューにしている。ニンニクやコショウだったり、ポン酢だったり、全部自分たちが好きなもの」と笑顔を見せる。

 ドリンクは、生ビール(330円)、瓶ビール(490円)をはじめ、ハイボール(230円)、ワイン(各270円)、チューハイ(各390円)、氷結酒(各330円)、日本酒(350円~)など約50種類を用意する。フード、ドリンクともオープンから徐々に種類が増えているといい、壁には手書きのメニューが貼られている。

 客単価は1,600円。利用者層は20~70代と幅広い。「(オープンする前は)サラリーマンや疲れたおじさんたち、リーズナブルに飲みたい若い子たちを想定していたが、開けてみたら女性客も多くて意外だった」と肇さん。女性の「おひとりさま」も多いという。

 8月中には2階に座敷(10席)を用意する予定で、今後は昼の時間帯を利用した別業態の二毛作営業も検討しているという。肇さんは「0次会や1軒目に来てもらうのが理想。うちの店で飲んで、周りにあるいろんないい店に行ってもらえれば。仙台の横町を盛り上げる一助となれれば」と話す。

 営業時間は、平日=14時~、土曜・日曜・祝日=12時~。閉店時間は日により異なる。月曜定休。

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