立ち飲み店「大衆酒場 中吉（ちゅうきち）」（仙台市青葉区一番町4）が東一市場内にオープンして3カ月がたつ。

東一市場に軒を連ね、ガラス戸で混み具合が一目で分かる店舗外観

　宮城県内を中心に「油そば はてな」や「自家製熟成麺 萩ノ宮」などを展開するGLAFT（多賀城市）の新業態として、12月11日にオープンした。看板メニューの国産牛モツ煮や焼き鳥、アルコールなどをリーズナブルな価格で提供する。店舗面積は約4坪で、収容人数は最大17人。

　フードは、八丁みそベースの国産牛モツ煮（390円）をはじめ、ポテトサラダ、Qちゃん（以上150円）、塩辛（180円）、馬力（200円）、センマイ刺し（290円）など。焼き鳥（160～200円）は、せせり、元気焼き、つくね、皮（以上160円）、ハツ、レバー（180円）、なみだ、チキンチーズ（200円）など10種類以上を用意する。〆（しめ）ラーメン、〆油そば（以上490円）も提供する。

　ドリンクは、角ハイボール、スタコ、レモンサワー、赤玉パンチ、ウーロンハイ、レゲエパンチ、焼酎、高清水 精撰辛口（以上290円）、アサヒ中瓶、ホッピーセット、バイスセット、ワイン（以上390円）など20種類以上をそろえる（価格は全て税別）。

　客単価は1,500円。オープンから3カ月がたち、若者から50～60代と幅広い層に利用されている。「おひとりさま」や飲み会前の0次会利用も多いという。

　「お客さん同士でコミュニケーションができていて、とてもアットホームなお店」と店主の鈴木賢城さん。「性別や年齢関係なくいろんなお客さんに利用してもらって、また行きたいと思われるような店作りを意識している。ディズニーランドを超えるような、もう一回行きたいと思ってもらえる、みんなから愛される店にしていけたら」と意気込む。

　営業時間は15時30分～24時（土曜・日曜・祝日は12時～）。満席時は2時間制。平日11時～14時30分は「つけ蕎麦（そば）萩ノ宮」として営業し、立ち食いで麺類のみ提供する（麺が無くなり次第終了）。