暮らす・働く

仙台市バス・地下鉄「こども割り」本格運用 実証実験の実績と反響受け通年で

仙台市地下鉄

仙台市地下鉄

 仙台市交通局が4月29日、「市バス地下鉄・こども割り!ハッピー・ファミリー・ライド」の本格運用を始めた。

「市バス地下鉄・こども割り!ハッピー・ファミリー・ライド」チラシ

[広告]

 大人(中学生以上)1人につき、同伴する小学生2人までの市バス・地下鉄運賃を無料にする同制度。対象は市バス・地下鉄全線で、観光シティーループバス「るーぷる仙台」と楽天シャトルバスは除く。土曜・日曜・祝日に加え、ゴールデンウイークや夏休み、冬休みなどの期間は平日も対象となる。

 市が掲げる「子育てが楽しいまち・仙台」の実現や、子ども連れ利用者の利便性向上を目的にした施策で、本格運用に向けて2年間実証実験を行った。市交通局経営企画課によると、2024年度はゴールデンウイーク期間の計7日間で約2万人、9月中旬~12月1日の計28日間で約8万1000人、2025年度は10月~3月の70日間で約18万5000人が利用したという。

 実証実験では利用者アンケートも行い、「制度があるので市バス・地下鉄を使って出かけた」という声も一定数寄せられ、公共交通利用促進の面でも効果が認められたという。運行上の大きな支障がないことも確認でき、本格実施に移行した。

 利用方法は、市バスの場合は家族・グループ単位で整理券を1枚取り、降車時運転士に「こども割り」と伝える。地下鉄の場合は改札の入出場時、駅務員に申し出る。

 八木山動物公園フジサキの杜(もり)やHOKUSHU仙台市科学館など県内の社会教育施設を小中学生が無料利用できる「どこでもパスポート」との併用も勧める。同パスポートは仙台都市圏内市町村の小学生に入学時配布している。

 市交通局経営企画課長の菅原則幸さんは「家族でのお出かけの際にお得な制度を活用し、公共交通を利用してもらえたら」と呼びかける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース