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仙台市科学館「深宇宙展」、親子連れでにぎわう 累計来場者3万人に

全長6メートル、全幅5.2メートル、全高3.8メートルの月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型

全長6メートル、全幅5.2メートル、全高3.8メートルの月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型

 特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか~」が現在、HOKUSHU仙台市科学館(仙台市青葉区台原森林公園)で開かれている。お盆期間には1日約2000人が来場し、親子連れでにぎわいを見せた。

「ソユーズ宇宙船」実機の内部をのぞき込む親子

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 同館が宇宙をテーマに特別展を開くのは開館以来初めて。宇宙開発や宇宙探査が進む中、子どもをはじめ幅広い世代に宇宙への興味を持ってもらおうと企画した。7月18日の開幕から1日約1000人が来場していたが、お盆に入って増加。累計来場者は3万人を超えた。

 展示は、「宇宙開発の最前線」「月に広がる人類の活動域」「火星圏探査」「さらなる深宇宙へ」の全4章で構成。地球近傍の宇宙開発から月、火星、太陽系や銀河系のかなたへと進みながら、最新の宇宙開発や探査、観測技術を紹介する。

 エントランスには、米国が中心となって進める有人月面探査「アルテミス計画」での活用を目指し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とトヨタ自動車が研究開発を進める巨大な月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型を東北初公開。実業家の前澤友作さんが2021年の宇宙旅行で搭乗した「ソユーズ宇宙船」の実機も展示し、大気圏再突入時にできた焦げ跡や内部を見ることができる。

 2階の特別展示室では、日本の基幹ロケット「H3ロケット」先端部の実物大模型、前澤さんが実際に着用した宇宙服、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星の粒子、火星の衛星フォボスからのサンプル回収を目指す火星衛星探査計画「MMX」の探査機模型などを展示。最先端の観測技術が捉えた映像を基に宇宙を旅する「深宇宙ツアー」を仙台会場では360度シアターで展開する。

 同館事業係の菅原豪紀さんによると、来場者はエントランスの有人与圧ローバーを見て驚いたり、ソユーズ宇宙船をのぞき込み「狭い」「この中に3人乗ったのか」と声を上げたりしているという。前澤さんの宇宙服を見て「本物だ」と目を輝かせる子どもも多いという。

 菅原さんは「宇宙開発の最前線がここに集結している。実物大の模型や、実際に宇宙で使われた宇宙船、宇宙服などの本物を見て、宇宙への興味や関心を持ってもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は9時~16時45分(入館は16時まで)。入館料は、一般・大学生=1,600円、高校生=600円、小・中学生=300円。8月24日・27日は休館。今月30日まで。

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