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仙台駅東口にクラフトビール専門店 3坪の店内にラベル重視の100種類超

東北・仙台初の取り扱いとなるブルワリーの銘柄も含め100~120種類が並ぶ冷蔵庫

東北・仙台初の取り扱いとなるブルワリーの銘柄も含め100~120種類が並ぶ冷蔵庫

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 クラフトビール専門店「こぐま酒店」仙台駅東口本店(仙台市宮城野区榴岡4)が8月4日、仙台駅東口のパルシティ仙台1階にオープンした。

「日本で2番目(こぐま調べ)に狭い酒屋」という「こぐま酒店」

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 地下鉄長町一丁目駅近くのスパイスカレーとクラフトビールの店「仙臺(せんだい)スパイスカレー こぐま食堂」(仙台市太白区長町1)に2022年8月、併設オープンしたクラフトビール専門店「こぐま酒店」。「各地のブルワリーさんと関係を構築していく中で、さらに幅広く多くの種類を提案できるようになった」(店主の久保智弥さん)ことから専門の店舗を構えた。既存の店舗も「長町サテライト店」として営業を続ける。

 店舗面積は3坪で、コンセプトは「日本で2番目(こぐま調べ)に狭い酒屋だけれど一歩入ればクラフトビールワンダーランド」。

 クラフトビールは、久保さんが自分の足で探したという全国各地のマイクロブルワリーの銘柄を中心に、幅広いスタイルの100~120種類をそろえる。東北・仙台初の取り扱いも多いという。「クリフビール」(沖縄)、「京都ビアラボ」(京都)、「HINO BREWING」(滋賀)、「久福ブルーイング本島」(香川)、「fete(フェット)三島醸造所」(静岡)、「IB BREWING」(広島)のビールもそろえる。価格帯は390円~1,500円台で、700円台~900円台が中心。

 30~50代の女性をコアターゲットに据え、気軽に手に取りやすいデザインの物を並べる。「まずは見た目でぐっとくるブルワリーを選別しているので、いかにメジャーなブルワリーでも、かわいくなければ扱っていない。『ジャケ買い』してもらえたら」と久保さん。

 客単価は3,000円。近隣のオフィスワーカーや住人が帰宅前に立ち寄ることが多いという。

 「初心者でも入りやすく、詳しくなくても分かりやすく、詳しい人には品ぞろえで驚かせる。気軽に入って自由に過ごせて、お気に入りの一本が楽しく見つけられる店を目指したい」と意気込む。

 営業時間は、平日=16時~20時、土曜・日曜・祝日=15時~19時30分。月曜定休(祝日の場合は火曜)。

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