全国のラーメン店が集結するイベント「仙台ラーメンフェスタ2023」が4月28日、あすと長町の「杜（もり）の広場公園」（仙台市太白区あすと長町1）で始まった。主催はあすと長町杜の広場にぎわいづくり協議会、東日本放送と実行委員会。

「味噌ラーメン百庵」の「チャーシュー味噌ラーメン」

　参加店は、「麺や虎鉄」（北海道）、「秋田 錦 本店」（秋田）、「仙臺（せんだい）くろくLABO.」（宮城）、「らーめんダイニング庵（あん）」（群馬）、「活龍（かつりゅう）」（茨城）、「味噌（みそ）ラーメン百庵」（出店は5月2日まで）、「ど・みそ」（出店は5月2日～7日）、「ラーメン巌哲」（以上東京）、「獅子丸×すぐれ」（愛知）、「らーめんこれこれ」（大阪）、「麺屋たいそん」（福岡）の11店。

　宮城初出店の「秋田 錦 本店」は、秋田県桃豚と魚介だしを合わせた魚介豚骨スープに、北海道産小麦「春よ恋」を使った自家製麺を合わせ、豚バラ軟骨をやわらかく煮込んだ「トロ肉」やキクラゲなどをトッピングした「美食の秋田渾身（こんしん）の一杯『極旨（ごくうま）トロ肉豚骨』」を提供する。東北初出店の「味噌ラーメン百庵」は、濃厚豚骨スープにみそを合わせ、シャキシャキとした食感のモヤシと、豚バラしょうが肉、チャーシューをトッピングした「チャーシュー味噌ラーメン」を提供する。

　初日は11時の開場と共にラーメン好きの市民をはじめ、長町住民や近隣で働くビジネスマンなどが来場。実行委員長でみちのくプロレスコミッショナー兼プロレスラーの新崎人生さんは「今年はイベントも多くなってきているので、たくさんの方に来場してほしい。ゴールデンウイークで全国に旅行に行く方もいらっしゃると思うが、仕事などで県外に行けない方などに来てもらい、北海道から九州までいろんなラーメンで旅行気分を味わってほしい。全部完食するつもりで楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。

　価格は一律950円。チケットを購入しラーメンと引き換える。6杯＝5,000円のチケットも販売する。トッピングは各店で別途支払う。期間中に開催される「仙台89ERS」「ベガルタ仙台」「マイナビ仙台レディース」のホームゲーム観戦チケット（試合前・試合後どちらでも可）をチケット券売所で提示すると、1杯＝700円でチケットが購入できる。

　開催時間は11時～20時（最終日は18時まで）。入場無料。5月7日まで。