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仙台市が秋のクマ出没に注意呼びかけ 県の注意報解除後も警戒継続

9月1日の定例会見でクマ出没に注意を呼びかける郡市長(仙台市動画チャンネル「せんだいTube」より)

9月1日の定例会見でクマ出没に注意を呼びかける郡市長(仙台市動画チャンネル「せんだいTube」より)

 仙台市の郡和子市長が9月1日、秋にかけてクマの出没が増える可能性があるとして、市民に注意を呼びかけた。

仙台市内でのクマ目撃件数の推移

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 宮城県は8月のツキノワグマの目撃等件数が例年並みの水準で推移していることなどから、県内全域に発令していた「クマ出没注意報」と、仙台市青葉区に発令していた「クマ出没警報」を8月31日で解除した。一方で仙台市内では2022年以来となるクマによる人身被害が青葉区上愛子で8月13日に発生しており、市は引き続き警戒が必要としている。市内では昨年度、10月に371件と過去最多のクマの目撃件数を記録している。

 市は8月31日、2回目となる「ツキノワグマ対策本部会議」を開き、秋以降の警戒強化に向けた対策を確認。出没情報の迅速な発信や注意喚起、誘引木の伐採ややぶの刈り払い、学校や保育施設など公共施設での安全確保、監視・捕獲体制の強化などに取り組む。市街地へのクマの侵入を把握するため河川沿いなどに設置しているAIカメラを現在の9台から49台に増設するほか、ドローンを活用した監視・捕獲も進める。目撃情報をLINEやメールなどで発信する仕組みにもAI技術を活用し、迅速化を図る。

 市民に対しては、「クマを引き寄せない」「クマに出合わない」「クマに出合ってしまったとき」の3点について対策を求める。ごみやペットフードを屋外に放置せず、柿や栗などの果実は早めに収穫し、生ごみは収集日当日の朝に出す。外出前にはクマの出没情報を確認し、出没場所には近づかない。クマがいる可能性のある場所では鈴やラジオなどで音を出し、登山やキノコ狩りなどの際に足跡やふんを見つけた場合は引き返す。クマに出合った場合は背を向けずゆっくりと後退し、大声を出したり走ったりするなどの刺激する行動を避ける。

 郡市長は「これからの季節は、クマが冬眠に備えて多くの食物を求めて活発に行動する時期となり、人里へ近づく可能性もある」と話し、「日頃から出没情報を確認いただくとともに、身の回りでできる対策への協力をお願いしたい」と呼びかける。

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