宮城県産食材を使ったおにぎりや総菜を販売する「食材王国みやぎ応援フェア」が10月18日、県内の「セブン－イレブン」で始まった。

「だし醤油で食べる宮城県産せりと蒸し鶏」「伊達のぎん使用 サーモンめかぶ丼」「古川なすとミートソースのグラタン」

　宮城県とセブン－イレブン・ジャパン（東京都千代田区）は、2009（平成21）年に地域活性化包括連携協定を締結。地産地消や県産品の販路拡大に取り組んでいる。

　今回のフェアでは、宮城県の銘柄玄米「金のいぶき」や、県内で養殖されたギンザケ「伊達（だて）のぎん」、美里町の植物工場「美里グリーンベース」で生産されたレタスなどを使った8商品を展開。各商品パッケージには、県産食材を使った商品であることが分かるようにと、仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」をあしらったシールを貼る。

　セブン－イレブン・ジャパン商品本部地区MD統括部東北地区シニアマーチャンダイザーの子出藤優さんは「店舗を通じて地産地消や地域の生産者の方の応援につながるような取り組みをしたいと企画した」と話す。

　商品ラインアップは、「玄米むすび みそ焼きおにぎり」「玄米むすび 生姜（しょうが）鶏そぼろ」（以上156円）、「宮城県産レタス使用 ラップデリローストポーク」（345円）、「だし醤油（しょうゆ）で食べる宮城県産せりと蒸し鶏」（356円）、「国産小麦使用 仙台あおば餃子（ギョーザ） 5個入り」（367円）、「古川なすとミートソースのグラタン」（518円）、「伊達のぎん使用 サーモンめかぶ丼」（799円）、「喜久水庵監修 スイートポテト大福とほうじ茶の和パフェ」（429円）。

　子出藤さんは「宮城県には非常に優良な魅力あふれる食材がたくさんある。その食材の魅力をわれわれの商品を通じて消費者の方に知ってもらえたら」と話す。

　宮城県内434店舗のほか、福島県相馬市、南相馬市、浪江町、新地町の計29店舗で取り扱う。今月30日まで。