東北6県の食品や工芸品を集めた「東北物産展」が9月17日、藤崎本館(仙台市青葉区一番町3)7階催事場で始まった。
イートインの「マルカンビル大食堂」では「ナポリかつ」や名物のソフトクリームを提供
東北で暮らす人に地域の魅力を再発見してもらおうと昨年初めて企画した。同店地域物産振興担当バイヤーの松岡達哉さんは「他の地域で開かれる東北物産展では、笹(ささ)かまぼこや牛タンなど全国的に知られた名物が中心になることが多い。一方、東北にはその土地で長く親しまれながらも、他の地域ではまだあまり知られていない味や品がたくさんある。東北に住む方にも『こんな物があったんだ』と新たな発見を楽しんでもらう機会にしたい」と話す。
前半(22日まで)と後半合わせて65社が出店し、うち13社が藤崎初出店。総菜、弁当、スイーツ、海産物、加工品、酒などのほか、工芸品もそろえる。主な初出店と商品は、青森「たこ飯こころ」の「たこ飯」(1,620円)、「のへじ町 ホタッピー商店」の「ホタッピーのホタグラ」(1,080円)、秋田「つじや」の「三杯もち 小」(1,600円、以上前半)、山形「やきいも処 DoCo?弐番館」の「モンブラン塩バタークレープ」(1,100円)、「山から」の「かみのやまシュー さくらんぼ」(486円、以上後半)、福島「浜福」の「タコシウマイ」(8個1,350円、通期)など。
イートインコーナーでは、岩手・花巻の「マルカンビル大食堂」が「ナポリかつ」(1,430円)や名物のソフトクリームを用意。このほか、前半には藤崎初登場となる福島・会津若松の「うえんで」が「会津山塩らぁ麺」(1,000円)、後半には青森「中華そば ひらこ屋」が「こいくち煮干」(1,000円)、岩手「焼肉・冷麺 髭(ひげ)」が「まぜそば」(各日30杯、1,050円)を提供する。
松岡さんは「東北を横断するつもりで、県の枠を超えて『面白い』『おいしい』と感じる物を集めた。広く知られた名物から、地元の方々に親しまれている味、今回初めて紹介する店まで、バリエーション豊かに展開している」と話す。「懐かしいふるさとの味や初めて出合う味、店の方との会話を楽しみながら、東北各地を旅するような気分で会場を巡ってもらえたら。その土地に興味を持ち、まだ訪れたことのない場所へ足を運んだり、思い出の場所を再び訪ねたりするきっかけになれば」とも。
開催時間は10時~19時(金曜・土曜は19時30分まで、最終日は17時まで)。今月29日まで。