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仙台で「#ライター交流会」初開催へ クリエーターの関係づくりテーマに

今年7月に開催された「新潟 #ライター交流会」の様子(写真提供=ノオト)

今年7月に開催された「新潟 #ライター交流会」の様子(写真提供=ノオト)

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 フリーライターなどコンテンツ作成に携わるクリエーターが交流するイベント「仙台 #ライター交流会」が10月6日、「enspace(エンスペース)」(仙台市青葉区国分町1)ガレージスペースで開かれる。

参加者同士の交流タイム

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 「#ライター交流会」はウェブメディアや紙媒体のコンテンツの企画、編集、原稿執筆を手がける編集プロダクション「ノオト」(東京都品川区)が2015(平成27)年、自社で運営するコワーキングスペース「CONTENTZ(コンテンツ)」(同)で始めた。「月60万稼ぐフリーライターになるには」「女性ライターの働き方」「AI時代のライター&編集車の役割」など各回テーマを設け、これまで26回行っている。

 2017(平成29)年2月、「地方在住ライター会議 ~脱・東京の働き方~」をテーマに行った回に全国から参加者があったことをきっかけに、同年4月、福岡市で「福岡 #ライター交流会」を開催。以降、和歌山、長野、神戸、広島、高知、金沢、大阪、名古屋、横浜、札幌、京都、新潟などで地方版を延べ21回行い、東北では2017年4月の秋田以来6年ぶりとなる。地方版は、地元の情報発信を行う行政の担当者やまちづくりに関わる参加者も多いのが特徴という。

 今回のテーマは「東北で活動を広げよう!編集者とクリエイターの良好な関係づくり」。プレスアート(仙台市若林区)発行の雑誌「Kappo(仙台闊歩)」の小林薫編集長と仙台経済新聞の菊地正宏編集長によるトークセッションの後、参加者同士の交流タイムを設ける。

 ノオトの編集者で「#ライター交流会」担当者の桒田萌さんは「トークセッションでは、仙台ならではのコンテンツ作りにおけるネタ探しや取材についての話から、コンテンツ作りに携わるクリエーターと編集者とのより良い関係性づくり、地方での活動の広げ方などが話題になる」と話す。交流会は「これまでの会場では、ライター同士で仕事上での疑問や悩みを語り合ったり、情報交換したり、仕事を依頼する側との出会いもあったりと、長期的な関係づくりにつながっている」という。

 桒田さんは「交流会というとハードルが高く感じるかもしれないが、各会場では和気あいあいとした雰囲気で皆さん楽しんでいる。仙台・東北で自分の仕事を一歩進める機会なので、気軽に参加してもらえれば」と呼びかける。

 18時30分開場、開催時間は18時45分~20時45分。参加費は、軽食・ドリンク付き=2,500円。申し込みはPeatixで受け付ける。

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