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仙台駅で「黄身に夢中選手権」 県内10銘柄の卵食べ比べ「推したま」見つけて

ケースに入った銘柄卵を6個選んでパックに詰める

ケースに入った銘柄卵を6個選んでパックに詰める

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 宮城の銘柄卵を集めたイベント「あなたの推しはどの卵?黄身に夢中選手権」が1月27日、JR仙台駅の東西自由通路「杜(もり)の陽(ひ)だまりガレリア」で始まった。

卵を6個詰めたパック どの銘柄か分かるようにシールを貼る

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 宮城県農政部畜産課が2022年度「多様で特色ある県畜産物の生産消費促進事業」の一環で行う。同課生産振興班の職員によると、飼料価格の高騰、相次ぐ鳥インフルエンザへの対策など、採卵養鶏の現場では生産コストが急上昇しているという。「県内には卵の生産者が多くいるがあまり知られていない。小規模な家族経営など、こだわりを持って作っているがPRまで力を入れられないという生産者も多い。生産者を応援し、持続的な地産地消を推進するために企画した」と話す。

 県内8事業者、計10銘柄の卵を用意。来場者は卵が6個入るパックを500円で購入し、好みの銘柄を自由な組み合わせで詰め、自宅で食べ比べてもらう。1人何パックでも購入可。

 ラインアップは、「彩幸卵(さいこうらん)」(蔵王町・我妻養鶏場)、「白鳥ファームの特選卵」(同・白鳥ファーム)、「眠れる森のたまご」(同・蔵王鶏園)、「アスタキサンチン卵」(角田市・おおえだ養鶏場)、「竹鶏たまご(白)」(白石市・竹鶏ファーム)、「もみじ」「アローカナ卵」(以上、多賀城市・花ノ木舎)、「気ままなたまご」(石巻市・石巻eggファーム)、「花兄園のたまご(赤玉)」「花兄園のたまご(白玉)」(以上、大崎市・花兄園ファーム)。各銘柄の特徴や生産者のこだわり、お薦めの食べ方や購入できる場所を紹介するパネルも展示する。

 同職員は「県の卵の知名度アップを期待している。県内の銘柄卵の中から、自分にとって一番のお気に入りの卵『推したま』を見つけてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~18時。今月29日まで。アンケートに回答した人のうち抽選で10人に銘柄卵を使った菓子や加工品を進呈する。

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