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「お茶の井ヶ田」が新商品「のむ喜久福」販売 仙台土産の定番をドリンクに

新商品「のむ喜久福」。カップには喜久福のイラストと「NOMU KIKUFUKU」の文字

新商品「のむ喜久福」。カップには喜久福のイラストと「NOMU KIKUFUKU」の文字

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 仙台の老舗茶葉店「お茶の井ヶ田」(仙台市青葉区)が4月3日、新商品「のむ喜久福」の販売を始めた。

喜久福をドリンクにアレンジした「のむ喜久福」

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 「喜久福」は、「食べるお茶」をコンセプトにした同社のブランド「喜久水庵」の主力商品として1998(平成10)年に販売を始めた生クリーム大福。宮城県産のもち米「みやこがね」を蒸してつき上げた薄くなめらかな餅で、あんと生クリームを包む。「抹茶」「生クリーム」「ずんだ」「ほうじ茶」の定番4種類に加え、昨年11月に発売した新味「みるく生クリーム」、季節の素材を使った限定大福も展開。仙台土産の定番となっている。

 同社担当者によると、「コロナ禍で社会全体が不安定な中、お客さまに楽しんでもらいたいという思いで行っている取り組みの一つ」として、「のむ喜久福」を開発したという。注文を受けてから喜久福を加工しドリンクにして提供するが、具体的な製法は非公表としている。「喜久福の再現性に期待してほしい。飲んだ方一人一人が好きに感想を言ってもらえれば」と担当者。今後は喜久福同様に味の種類展開も検討していくという。「仙台の新しい名物ドリンクになれば」と期待を寄せる。

 価格は、テイクアウト=432円、イートイン=440円。現在は、お茶の井ヶ田 仙台中央本店、JR仙台駅3階 喜久水庵ずんだ茶屋店、S-PAL仙台東館 アグリエの森mitte店、喜久水庵イオンモール名取店・ララガーデン長町店・三井アウトレットパーク仙台港店で販売。今後は取扱店の拡大を予定する。

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