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おやつカンパニーが気仙沼のサメ使うスナック販売 さかなクンの願いから開発

「素材市場サメのスナック(から揚げ味)」

「素材市場サメのスナック(から揚げ味)」

 気仙沼港で水揚げされたモウカザメを使った期間限定商品「素材市場サメのスナック(から揚げ味)」が7月6日から東北エリアのコンビニエンスストアで販売されている。

気仙沼市内の小学校で行った出張授業の様子

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 おやつカンパニー(津市)が手がける同商品は、流通量が少ない低流通魚の魅力を発信し、持続可能な漁業を応援する「モッタイナイおさかな活用計画」の第2弾商品。気仙沼でサメの身、軟骨、皮まで有効活用した食材・素材作りに取り組む水産加工会社「ムラタ」と共同開発した。

 気仙沼市はサメの水揚げ量日本一を誇り、江戸時代からフカヒレだけでなく身も魚肉練り製品などに活用してきた。一方で、全国的には食材としてのサメの認知度は低く、適正価格での販売が難しいことに加え、漁業者の高齢化や後継者不足による漁獲量減少などの課題も抱えている。「素材市場」シリーズのアンバサダーを務めるさかなクンの「そのままでは食材としてなかなか流通されないサメを手軽においしく食べられるおやつにしてほしい」という願いを受け、商品開発を始めたという。

 モウカザメの身を生地に練り込み、子どもから大人まで親しみやすい唐揚げ味に仕上げた。1袋当たりカルシウム354ミリグラムを含み、気軽に栄養素も取れるスナックとして展開する。

 発売に合わせて8日には、おやつカンパニーとムラタ、市水産課の3者が気仙沼市内の小学校で出張授業を行った。地域課題に向き合い、水産業の未来について考える「持続可能な開発のための教育(ESD)」の一環として、気仙沼のサメ資源の有効活用や地域の水産業について学ぶ機会を設けた。

 おやつカンパニーマーケティング戦略2部 素材市場ブランド担当者の中村陽介さんは「気仙沼港で水揚げされるサメのおいしさを、もっと多くの方に知ってもらいたいという思いから生まれたスナック菓子。おやつとして手軽に楽しみながら、地域の水産業を支えてきたサメの魅力を再発見してもらえたら」と話す。

 内容量は61グラム。店頭想定価格は152円前後。今月27日からは全国のスーパーなどでも販売する。

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