石巻産のカキをセルフ炭火焼きで楽しむ「出張カキ小屋 牡蠣（かき）奉行」（TEL 080-7638-4609）が11月11日、仙台パルコ2（仙台市青葉区中央3）屋上に期間限定オープンした。

1盛り約1キロ、殻付き4～5個の石巻産マガキ

　地域活性・復興支援プロジェクト「かき小屋実行委員会」（東京都目黒区）が運営する「牡蠣奉行」。東日本大震災で被災した石巻の生産者を支援しようと2013（平成25）年から毎年冬季、東北復興支援イベントとして全国各地で展開。これまで延べ170会場で開催し、仙台パルコ2では3回目となる。

　会場には特設のガゼボ（あずまや）を設置。テーブルの中央に炭焼きのコンロを用意し、客が自ら食材を焼くバーベキュースタイルで営業する。席数はテーブル24卓80席。

　焼き物は石巻産マガキ（約1キロ＝殻付き4～5個、600円）をはじめ、ホタテ、ホンビノス貝、アカニシ貝、赤エビ、ハタハタ、フランク（以上390円）、ホッケ、ツボ抜きイカ、豚串、牛串（以上590円）などを用意。カキフライ（3個）、かき飯、かき汁（以上390円）、枝豆、若鶏の唐揚げ、フライドポテトなどもそろえる。

　今年は汁物・鍋物の「仙台芋煮」「かき鍋」「どか盛りセリ鍋」（各1人前2,000円、要事前予約）も用意した。ドリンクは、ソフトドリンク（各250円）、ビール、ハイボール、酎ハイ、グラスワイン、焼酎、グラスワイン、サワー（以上550円）、日本酒（各600円）などを提供する。

　実行委員会スタッフの東海林渉さんは「宮城の旬の味覚カキを今年もたくさん用意しているので、友達や家族、同僚の方などと楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

　営業時間は11時～21時。混雑時は90分制。最初の会計時、1テーブルにつき炭代500円がかかる。荒天中止。12月30日まで。