「クラフトビールとこだわりの料理のペアリングを楽しむ」をコンセプトにしたビアレストラン「仙台キッチン」（仙台市宮城野区榴岡1、TEL 022-369-3005）が2月5日、同日開業するJR仙台駅直結のオフィスビル「JR仙台イーストゲートビル」2階にオープンする。

提供するクラフトビール

　第一興商（東京都品川区）が展開する飲食店「キッチン」。2018（平成30）年6月に「大宮キッチン」（埼玉県さいたま市）をオープンし、これまで札幌、東京（浜松町、大崎）、大阪、岡山に出店してきた。

　仙台キッチンの店舗面積は265.87平方メートル、席数は132席。店内は、ウッド調のデザインに緑を取り入れたナチュラルテイストで、大きな窓と高い天井で開放的な空間を演出。「おひとりさま」や少人数用カウンター席のほか、複数人でのパーティーにも対応するテーブル席や個室を備える。

　クラフトビールは、「COEDO 毬花（まりはな）」「ソラチ 1984」「ヒューガルデン ホワイト」「瀬戸内ヴァイツェン」「インドの青鬼」「常陸野ゆずラガー」「アフターダーク」「隅田川ブルーイング チェリールージュ」（以上、たる生230ミリリットル＝550円、370ミリリットル＝780円）など、常時19種類をそろえる。宮城のクラフトビール「松島ビール 伊達政宗麦酒」（たる生230ミリリットル＝650円、400ミリリットル＝880円）、「仙南シンケンファクトリー ササニシキIPA」「鳴子温泉ブリュワリー 高原ラガー」「鳴子温泉ブリュワリー 山ぶどうエール」（以上、ボトル330ミリリットル＝990円）は仙台店限定。メニュー表にはそれぞれのタイプや特徴、相性のいい料理との組み合わせ（ペアリング）などを記載し、ビール初心者でも楽しめる工夫を凝らした。

　「本日の3種クラフトビール飲み比べ（140ミリリットル×3種）」（990円）のほか、ビアカクテルやハイボール、ワイン、カクテルやノンアルコールカクテルなども用意する。

　フードは、自家製薫製、タパス、サラダ、肉料理、魚料理、ご飯物、パスタ、ピザ、スイーツなど60種類を提供。「ガツパク ～ガツとパクチー～」（390円）、「自家製燻製（くんせい）半熟玉子とベーコンのポテトサラダ」（590円）、「3種チーズとはちみつのピザ」（750円）、「焼きキャベツとスルメイカのアンチョビバターソテー」（790円）、「サーモンといくらのココットごはん」（1人前790円、注文は2人前から）、「7種盛りミートプレート」（3,290円）など。「自家製かまぼこの燻製 ～クリームチーズタルタル～」（590円）、「宮城県産ほやと 大粒牡蠣（かき）のアヒージョ」（890円）、「仙台牛タンと南蛮味噌（みそ）のパスタ」（990円）、「厚切り仙台牛タンのステーキ」（1,390円、以上税別）など仙台限定メニューも提供する。

　ランチタイム（11時30分～15時）は、「週替わりパスタ」「スパイスキーマカレー」（以上890円）、「週替わりランチ 肉」「週替わりランチ 魚」（以上950円）、「牛タンハンバーグランチ」（1,290円）など6種類のランチメニューを提供。「ハウスワイン（白・赤）」（370円）や「本日のクラフトビール」（490円）など、ランチドリンクも用意する。

　客単価は4,000円。同社飲食企画課担当者は「限定メニューは仙台の名産品などからインスピレーションを受けて開発したオリジナルメニュー。ビールとのペアリングを楽しんでいただければ」と話す。

　営業時間は11時～23時（宮城県からの営業時間短縮の協力要請中は22時閉店）。新型コロナウイルス感染予防対策として、アルコール除菌剤設置、定期的な換気、除菌清掃の徹底、ソーシャルディスタンス確保、マスク着用、従業員の体調管理徹底を行う。