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仙台市歴史民俗資料館でコメの特別展 機械化以前から生産と消費の変遷たどる

機械化される前の収穫と精米の道具の展示

機械化される前の収穫と精米の道具の展示

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 特別展「コメどころ仙台~コメの生産と消費の歴史~」が現在、仙台市歴史民俗資料館(仙台市宮城野区五輪1、TEL 022-295-3956)で開催されている。

羽釜やおひつなど家庭でコメを食べるときに使われていた道具

 江戸時代以来、コメの生産地として知られた仙台平野とコメの消費地として人が集住した城下町・仙台の変遷をたどる同展。機械化される以前のコメ作りの様子と現在のコメ作りが抱える問題点、コメ離れが進む食文化の変化などについて紹介し、コメを中心にした人々のかつての暮らしを振り返る。

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 会場では、田起こしの際に使われていた「三本鍬(さんぼんこ)」や「平鍬(ひらぐわ)」、田植えの際に使われていた「田植え枠」「天秤(てんびん)棒」「苗かご」、草取りの道具「除草機」、収穫に使った「稲刈り鎌」、脱穀の道具「千歯扱き(せんばこき)」など、仙台平野を中心に宮城県内で近代化以前に使われていたさまざまな農具を展示する。

 資料やパネル・写真で紹介する「コメ作りの歴史」、昭和から現代までのコメの消費量、雑穀や大根、イモなどを交ぜた「カテ飯」、ご飯以外のコメの利用方法なども紹介する。

 担当学芸員は「普段食べているコメがどうやって作られているのか、仙台のコメ作りにはどんな歴史があるのかを知るきっかけになれば。昔の人の苦労や努力、コメ作りに対する思いなどを感じてほしい」と期待を寄せる。

 開館時間は9時~16時45分(入館は30分前まで)。月曜(祝日の場合は翌日)、休日の翌日(土曜・日曜・休日を除く)、第4木曜休館。入館料は、一般・大学生=240円、高校生=180円、小中学生=120円。4月14日まで。

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