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仙台・国分町に居酒屋新店 天ぷら・おばんざい・カレーうどん提供

店に入ってすぐのテーブル席。右側にもテーブル席があり、奥にカウンターが伸びる

店に入ってすぐのテーブル席。右側にもテーブル席があり、奥にカウンターが伸びる

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 「天ぷら おばんざい酒場 カレーうどん渡邊」(仙台市青葉区国分町2、TEL 022-796-6828)がオープンして1カ月がたった。場所は「TONEYAビル」1階。

料理長一押しのクリーミーでスパイシーなカレーうどん

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 店名の通り、天ぷら、おばんざい、カレーうどんをメインに提供する居酒屋。2017年から仙台朝市の東四市場屋上で夏から秋にかけて展開している「仙台朝市直結 東四ビアガーデン」の姉妹店となる。店舗面積は約28坪、席数はカウンターとテーブル合わせて50席。

 ドクターフライという調理機器を使って揚げる天ぷらは、サクサクで軽い衣が特徴。料理長の渡辺直紀さんによると、「電波振動を与えながら揚げるため食材に油が染み込みにくく、カロリーも抑えられる」という。

 魚介・野菜・肉、旬の素材を使った日替わりなど常時30種類のネタを用意。ラインアップは、「サツマイモ」「カボチャ」(以上80円)、「紅ショウガ」「うまいちくわ」(以上120円)、「エビ」「キス」「鶏ふりそで」(以上160円)、「三陸カキ(2個)」「白姫海老(えび)」(以上280円)や「アナジャコ姿天」(320円)など。天つゆのほか、卓上には5種類の香味塩も用意する。

 渡辺さん一押しのカレーうどんは、「まいるどカレーうどん」(普通680円、小400円)と辛口ソースをかけた「辛口カレーうどん」(普通730円、小440円)の2種類。数種類のスパイスを混ぜたクリーミーでスパイシーなカレールーに、もちもちでコシのある麺を絡めて食べる。チーズ、揚げニンニク、青ネギ(以上100円)や味玉(120円)などのトッピングも用意する。

 「びっくりするほど胃もたれしない仙台にないカレーうどんだと思うので、3度は食べてほしい。きっとやみつきになると思う」と渡辺さん。オープンして1カ月で、すでに5~6回食べに来ている常連客もいるという。

 「だしの味を生かした」というおばんさいは、「あったかもずく」「肉豆腐」「ポテサラ2種盛り」(以上280円)、「いろいろおひたし」「わさび枝豆」(以上320円)、仙台朝市から仕入れる「気仙沼 いか塩辛」「石巻 生たこわさ」(以上380円)などのほか、刺し身やつまみ、デザート、日替わりメニューをラインアップ。ドリンクは、ビール、ハイボール、サワー、カクテル、焼酎、ワイン、日本酒、梅酒など約40種類をそろえる(価格は全て税別)。

 客単価は1,800円~2,000円。30~50代の男性客を中心に、深夜帯は仕事終わりの同業者の利用も多いという。渡辺さんは「カレーうどんの文化を仙台に広めていきたい。サクッと軽い天ぷらを食べて、あっさりしたおばんざいでお酒を飲んで、締めのカレーうどんを楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は18時~翌3時(金曜・土曜は翌5時まで)。日曜・祝日定休。

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