仙台・伊達武将隊、本年度最終公演へ-参加型イベントと演舞ショー

震災後の昨年4月29日、「元気!」を旗印に初陣を飾った伊達武将隊。1年間の集大成となる本年度最後の舞台へ

震災後の昨年4月29日、「元気!」を旗印に初陣を飾った伊達武将隊。1年間の集大成となる本年度最後の舞台へ

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 奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」は3月28日~30日、仙台のライブホール「Rensa」(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-713-0366)で公演「伊達の宴 2012」を行う。

「伊達の宴 2012」のポスター

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 昨年4月の初陣を皮切りに、県内外のイベントで観光PRやおもてなし、東日本大震災復興支援活動などを精力的に行ってきた同武将隊。同公演が本年度の最終公演となる。昨年度は震災の影響で最終公演を果たせないまま終了したこともあり、「本年度の集大成として、これまでお見せできなかったさまざまな演目を一堂に披露できれば」と意気込む。

 テーマは「再びよみがえる!伊達の『魂』」。1日2回公演で、昼の部は子どもや家族連れを対象に「くの一にこにこ体操」やミニ殺陣、クイズやゲームなど参加型イベントとして行う。初日は市内で被災した親子250組を招待。

 夜の部はショー形式で、演舞や殺陣、個人技を披露。演舞は日替わりで、28日=「伊達政宗、伊達成実が見た!伊達の魂『南奥州の戦!』」、29日=「伊達政宗、片倉小十郎が見た!伊達の魂『新説!秀吉対決』」、30日=「伊達政宗、茂庭綱元が見た!伊達の魂『仙台開府200万石達成!』」。

 「此度(こたび)の東日本大震災があったにもかかわらず、多くの方々がわが杜の都へ足を運んでくれた。誠にありがたい。心よりの感謝の一言に尽きる」と同武将隊の伊達政宗さん。「われらがお見せするのは感謝の心!そして何より、力強くよみがえる『伊達の魂』じゃ。わし政宗の元に仕える一同の結束は、前を向き強く生きる力を必ずや感じていただけると思う。わが心の月を先立てて、現世の皆を照らす光となると自負しておる」と意気込む。

 開演時間は、昼の部=14時、夜の部=19時。定員は各回とも500人。チケット料金は、前売り=昼の部500円、夜の部2,500円、当日=昼の部・1,000円、夜の部・3,000円(いずれもドリンク代別途500円)。ローソンチケット、チケットぴあ、藤崎百貨店プレイガイドなどで販売している。

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