エスパル仙台本館地下1階(仙台市青葉区中央1)のレストランゾーン「エキチカダイニング」が4月20日、リニューアルオープンした。
旧レストラン街を約20年ぶりに全面刷新するもので、「街につながる新しい場所」をコンセプトに2段階で整備を進める。地下食品ゾーンのリニューアルとしては最終段階に当たり、開業から50年を前に、県内外から訪れる来館者を迎える体制を整える狙い。施設を運営する仙台ターミナルビルショッピングセンター事業本部の紺野陽裕さんは「地下の食品ゾーンとしては最後のリニューアル。県内外から来ていただくお客さまをしっかり迎えられる体制を整えた」と話す。
第1弾としてこの日開業した「けやき香路(こうじ)」の延べ床面積は約2000平方メートル。牛たんやすしなど仙台・宮城の食文化を軸にした8店が並ぶ。フロア中央には回遊性を高める空間を設け、以前より明るく開放的な雰囲気に刷新した。
新規出店のうち、「焼鳥と親子丼 とり乃」は、仙台市内を中心に飲食店を展開する「ハミングバード・インターナショナル」による新業態。仙台みそを使った炭火焼き鳥や親子丼を提供する。クラフトビールとテクスメクス料理を提供する「希望の丘醸造所 HOP&SPICE」は、牛たん店「利久」の新業態。自家醸造のクラフトビールとスパイス料理のペアリングを打ち出す。
既存店の業態転換は、居酒屋「やちよ」を改装した「お出汁(だし)と牡蠣(かき)とアテ ちよ」が、だし料理や旬の産地から取り寄せるカキを中心としたメニューを提供する。日本料理店「ひっつみ庵(あん)」は、地元食材を生かした料理と酒を提供する「六代」としてリニューアルした。
このほか、「塩竈すし哲」「伊達の牛たん本舗」「牛たん炭焼利久」「味の牛たん喜助」の4店も装いを新たに再オープンした。
今後は第2弾として約3500平方メートルのスペースを整備し、「だての辻(つじ)」「もりの道」の2ゾーンを順次開業予定。エキチカダイニングとしての全面リニューアルを完了する。