「せんだいメディアテーク」オリジナルグッズ-在仙クリエーターとコラボ

せんだいメディアテーク1階のショップ「ナディッフビス」で販売されている同施設オリジナルグッズ

せんだいメディアテーク1階のショップ「ナディッフビス」で販売されている同施設オリジナルグッズ

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)は3月1日、仙台在住のデザイナー・木村浩一郎さんとのコラボレーションによるオリジナルグッズの販売を開始した。

マイはしとはし袋のセット

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 同施設では以前から新たなグッズ制作を検討していたが、「ありきたりのグッズをつくるだけでは面白くない」(企画・活動支援室学芸員の林朋子さん)と、「仙台で活躍するクリエーターとして華々しく実績がある木村さんにコラボレーションを依頼したところ、木村さん自身もメディアテークを大切に思ってくださっていて、二つ返事で引き受けていただいた」(同)という。

 木村さんは400年の歴史を持つ家業の漆塗りをベースに、新しい技術や表現を積極的に取り入れたテーブルウエアや家具などさまざまな製品を発表。「人とモノとのさらに進化した関係を創造していくこと」をテーマにした作品群は海外からも注目を集め、ニューヨーク近代美術館のミュージアムショップでも取り扱われている。

 今回発売した商品は、既存のミュージアムグッズのイメージにとらわれず、木村さんが「メディアテークの現在と未来形」をイメージした5点。ラインアップは、「ふだん見慣れているものにアートとしての焦点をあてた」(木村さん)アクセサリー「spoon1(小)」(1,600円)・「spoon2(大)」(3,000円)、ニューヨークの9・11テロ事件からインスパイアされた作品のアクセサリー「piece of peace」(1,600円)、小物入れ「globe」(6種・各2,000円)、マイはし「I ● chopsticks(●はハート)」(5種・各1,400円)。いずれも数量限定で、季節ごとに特別仕様の販売も予定する。

 林さんは「どの商品も、『日常』になじみ深いものの見方を変えて新しい製品にしたもの。ファンの方はもちろん、学生の方や施設を訪れたさまざまな方々に、木村さんのユニークでウィットに富んだデザインセンスを楽しんでいただければ」と話す。「好評であれば来年度も企画し、若いクリエーターともコラボレーションしていければ」とも。

 作品は、同施設1階のショップ「ナディッフビス」と木村さんが経営するショップ「international」(立町、TEL 022-223-3267)の2カ所で販売する。

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