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小麦の奴隷仙台愛子店に「ホヤカレーパン」 ホヤの姿に近づけ、中にもゴロリ

右手に「ホヤカレーパン」、左手にホヤの殻を持つ同店スタッフの加賀大皓さん

右手に「ホヤカレーパン」、左手にホヤの殻を持つ同店スタッフの加賀大皓さん

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 JR落合駅近くの「小麦の奴隷」仙台愛子店(仙台市青葉区落合2、TEL 022-302-6280)が、三陸産ホヤを使った新商品「ホヤカレーパン」の販売を始めて1カ月がたった。

中には大ぶりに刻んだホヤがゴロリ

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 「小麦の奴隷」は、実業家・堀江貴文さんが主宰するオンラインサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」から生まれた「地方活性型エンタメパン屋」。看板商品は、パンの全面にクルトンを張り付けて揚げザクザク食感に仕上げた「ザックザクカレーパン」(290円)。2021年2月から「こむぎの」(北海道大樹町)がフランチャイズ出店を始め、現在約80店舗を展開している。仙台愛子店は宮城県内1号店として今年5月30日にオープンした。市内で居酒屋「魚・炭・酒 おはし二日町」などの飲食店を展開する「みんなの」(仙台市青葉区二日町)が運営する。

 「ホヤカレーパン」は「ザックザクカレーパン」をアレンジした新商品で、蒸した三陸産ホヤの切り身とホヤのエキスを入れたカレーを包んで揚げた。クルトンをパンの半面だけに貼り付けることでホヤの姿に見立てた。価格は490円。現在は1日20~30個限定で販売する。

 「みんなの」社長の菅野大輔さんは「以前からザックザクカレーパンの形がホヤに似ているなと思っていて、クルトンを半分にして試作したら完全にホヤになった。せっかくなら見た目だけでなく、ホヤがゴロゴロ入っていて、ホヤの味がするカレーがいいと考えた」と話す。「居酒屋でつながりがあるホヤ専門の業者さんにも相談して、蒸しホヤとホヤエキスを使うことで、カレーにうまみが加わりおいしく仕上がった」と自信を見せる。

 販売開始後、購入者の反応は好評だという。「予想を超えてきたという反応をされる方が多い。ホヤ好きの方はもちろん、生臭さがないのでホヤは苦手だったがおいしいとリピート購入してくれる方もいる」と菅野さん。

 営業時間は9時~17時(売り切れ次第終了)。火曜定休。

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