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仙台・イービーンズで「ミニチュアライフ展」 実物40点と写真作品展示

コッペパンの新幹線が仙台駅に到着した「新パン線」

コッペパンの新幹線が仙台駅に到着した「新パン線」

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 「ミニチュア写真家」「見立て作家」として活動する田中達也さんの展覧会「MINIATURELIFE(ミニチュアライフ)展 田中達也の見立ての世界」が現在、仙台駅前の商業施設「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-266-2222)9階・杜(もり)のイベントホールで開かれている。

ミニチュアの世界に入って撮影できるフォトスポット

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 1981(昭和56)年生まれ、熊本出身の田中さん。2011(平成23)年から、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR(ミニチュアカレンダー)」の制作を開始。作品をインターネット上で毎日発表し続けている。広告ビジュアルや映像、装画などを手がけるほか、2017(平成29)年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックにも採用された。

 会場内は、「#Workers(ワーカーズ)」「#Sports(スポーツ)」「#Universe(ユニバース)」「#Adventure(アドベンチャー)」「#Have Fun(ハブ ファン)」「#Season(シーズン)」「#World travel(ワールドトラベル)」「#Vehicle(ビークル)」「#Family(ファミリー)」の9ゾーンで構成。代表作から新作までよりすぐりの写真約110点と、実物のミニチュア約40点を展示。会場内は全て写真撮影可で、フォトスポットも用意する。

 主な作品は、「ミニチュアライフ」「新パン線」「土俵に残っても、ご飯は残さない!」「明日への充電のため家路につきます」「日々の鍛錬に近道など無い」「チャーフィン」「甘の川」「園芸がしゅげえ(手芸)」「秋色に衣替え」「ディッシュニーランド」「各国の名だたる虫歯達が集結」「死んでもプラス思考」「ステープライブラリー」「手足がもうパンパン」「帰り道」など。ずんだ餅をモチーフにした「まめに手入れされた庭」など、宮城限定展示作品も用意する。

 仙台会場担当者は「独自の発想力が生み出す作品は、思わずくすっと笑顔になれる楽しいものばかり。作品はもちろん田中さんの落書きも見所の一つ。会場の細部にまでこだわりが詰まっているので多くの方に楽しんでもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~18時(最終入場は17時30分)。観覧料は、一般・大学生=1,200円(前売りは1,000円)、高校生以下=700円(同500円)。11月27日まで。

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