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「ぐるなび」が仙台で飲食店ライブカメラ実証実験 今の混雑状況を画像で

店に入る前に店内の状況を確認できる「飲食店LIVEカメラ」。実証実験の対象となっている仙台市青葉区の「BUDDY BUDDY」を仙台駅前でチェック

店に入る前に店内の状況を確認できる「飲食店LIVEカメラ」。実証実験の対象となっている仙台市青葉区の「BUDDY BUDDY」を仙台駅前でチェック

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 グルメ情報サイトを運営する「ぐるなび」(東京都千代田区)が12月18日、飲食店の混雑状況を可視化してリアルタイムに情報発信するサービス「飲食店LIVEカメラ」の実証実験を、仙台市内の飲食約50店舗で始めた。

地図上に表示された店の混雑状況が分かる「飲食店LIVEカメラ」

 ユーザーの安心・安全に配慮した店選びをサポートし、飲食店への送客につなげることを目的に全国で初めて、仙台限定で行う。同社担当者は「今年のSENDAI光のページェントは混雑を回避する施策を取り入れて開催すると知り、サービスを提案し、実証実験を始めることになった」と話す。

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 オプティム(東京都港区)が提供している「OPTiMAICamera」を活用。飲食店に設置したカメラで店内の様子を撮影し、自動判別で人物の姿が分からないように処理。その画像をウェブサイト上で1分置きに更新し、混雑状況をリアルタイムに発信する。画像は地図上に表示され、利用者がすぐに行ける店の混雑状況が分かる。

 同社が「ぐるなび会員」を対象に今年11月に実施した調査では、「外食してもよい」と思う条件について、「隣席との間隔や店内のスペースが広く、ゆったりしているお店」が87.3%、「来店客が少ないお店」が73.4%と高かった。新型コロナウイルス感染症予防の観点から、混雑を避けた店選びの意識の高まりがうかがえた。

 同社は混雑状況のリアルタイム発信を通して、ユーザーの安心・安全に配慮した店選びをサポートし、飲食店への送客につなげたい考え。実証実験期間は2021年3月中旬までを予定し、結果を基に全国でのサービス展開を検討していく。同社は「今後も新型コロナの影響を受ける飲食店のサポートを推進し、ユーザーのさらなる利便性向上につながる新たなサービスの創出を目指す」としている。