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仙台で「赤べこプロジェクト」展 クリエーター作品300点、絵付けワークショップも

「赤べこプロジェクト展」会場の様子。アートディレクター・手島領さんが手掛けた「シャア専用」赤べこも

「赤べこプロジェクト展」会場の様子。アートディレクター・手島領さんが手掛けた「シャア専用」赤べこも

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 東北電力グリーンプラザ(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-225-2969)アクアホールで7月28日、「東北復興支援『赤べこプロジェクト展』」が始まった。

亀マークの道着を着た野沢雅子さん作の赤べこも

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 縁起物やお守りとして知られる福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」に、芸術や文化、スポーツ、音楽など、さまざまな分野で活躍するクリエーターらが自由な発想でペイントした作品を展示する同プロジェクトの巡回展。

 「震災復興の意識を風化させることなく、長期的に支援していくこと」を目的に2011年に始まり、これまで全国23カ所で開催し、仙台開催は3度目となる。昨年は17日間で約1万6000人が来場しにぎわいを見せた。

 今回は、漫画家の朝倉世界一さん、しりあがり寿さん、イラストレーターの安斎肇さん、五月女ケイ子さん、白根ゆたんぽさん、映像ディレクターの児玉裕一さん、児童書作家の原ゆたかさん、アニメーターのすしおさん、声優の野沢雅子さん、アイドルユニット・バニラビーンズのレナさん・リサさんなど約300人が手掛けた赤べこを展示。全国のワークショップで製作した作品約50点も並べる。

 毎回人気という「オリジナル赤べこ」の絵付けワークショップ(参加費1,000円)や、会津の熟練職人たちが作った既製品「赤べこ」のチャリティー販売も実施。赤べこ発祥の地・福島県柳津町の物販ブースや紹介ブースも設け、名産の「あわまんじゅう」や「あわそば」などを販売する。

 同展担当者は「なかなか見る機会がない日本を代表するクリエーターたちの作品を実際に見ていただきたい。展示を通して支援の輪が広がっていけば」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。8月9日まで(3日は休館)。

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