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仙台市博物館で「浮世絵の華」展 歌麿・北斎・広重ら165点

喜多川歌麿の美人画。時代や作者ごとに整理して展示されている

喜多川歌麿の美人画。時代や作者ごとに整理して展示されている

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 仙台市博物館(仙台市青葉区川内、TEL 022-225-3074)で現在、特別展「ご覧あれ 浮世絵の華-歌麿・北斎・広重 平木コレクションの名品」仙台展が開かれている。

葛飾北斎の作品

 初期浮世絵の名品から喜多川歌麿・葛飾北斎・歌川広重らによる浮世絵黄金期・爛熟(らんじゅく)期の作品などがそろう日本屈指の浮世絵コレクションとして知られる「平木コレクション」。その6000点にも及ぶ中から、同展では重要文化財や重要美術品などの優品をよりすぐり紹介する。同館で浮世絵の展覧会が行われるのは13年ぶり。

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 会場内は、「浮世絵の誕生-初期の名品」「錦絵の誕生」「浮世絵の黄金期」「浮世絵の爛熟期」「江戸の華-重要文化財の名品」「特別出品 斎藤報恩会旧蔵作品」で構成。鳥居派を中心とした錦絵誕生以前の初期の貴重な作品から、鈴木春信・喜多川歌麿・東洲斎写楽ら錦絵黄金期の巨匠たち、葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳ら幕末期のスター絵師などの165点を展示。前期(8月9日まで)・後期(11日~9月6日)で一部展示の入れ替えを行う。

 主な展示は、「江戸近郊八景」(歌川広重・重要文化財)、「座舗八景」(鈴木春信・重要美術品)「十体画風俗」(鳥居清長・同)、「二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉」(東洲斎写楽・同)、「芸者亀吉」(喜多川歌麿・同)、「役者舞台之姿絵 まさつや」(歌川豊国・同)、「芙蓉に雀」(葛飾北斎・同)、「初代市川團十郎の暫」(鳥居清倍・重要文化財)、「花下美人」(石川豊信・同)など。

 連日、学生やカップル、家族連れ、年配の夫婦など幅広い層が来場している。「江戸の庶民に愛された浮世絵には、人気のあった歌舞伎役者や流行ファッションを身に着けた美人、憧れの名所の風景や美しい花鳥など、当時の人々が興味を持っていたあらゆるものが描かれている」と同展担当者。「絵師はもちろんのこと、彫師や摺(すり)師の技術にも注目いただきたい。この機会に江戸文化の華を堪能いただければ」と呼び掛ける。

 開館時間は9時~16時45分(入館は30分前まで)。月曜休館。観覧料は、一般=1,200円、大学・高校生=900円、小・中学生=500円。有料で音声ガイド(600円)の貸し出しも行う。9月6日まで。

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