仙台市民球場で6月2日、タレントの萩本欽一さん率いる「茨城ゴールデンゴールズ」と「東北福祉大OBマスタング」の親善試合が行われた。

　試合は、市民球場や宮城野体育館などの施設で構成される新田東総合運動場、愛称「元気フィールド仙台」のオープン記念行事。「東北福祉大OBマスタング」の監督は、同大学出身で横浜ベイスターズや大リーグ・マリナーズで活躍した佐々木主浩さんが務めた。

　「欽ちゃんと大魔神の対決」をひと目観ようと、この日球場には7,848人が来場。試合は互いに1点差を追いかける好ゲームが展開し、随所で萩本監督のマイクパフォーマンスも飛び出して観客を沸かせた。結果は4-3でゴールデンゴールズのサヨナラ勝ち。

　シアトルまで試合を観に行くほど佐々木さんのファンだったという萩本監督は試合後、「こうして佐々木さんと試合ができて幸せ。ピッチャーが強力でぜんぜん手が出なかったけど、みんなの応援のおかげで勝てちゃった」と満足そう。一方の佐々木さんは「お客さんに喜んでもらえたので嬉しい。今度は僕も投げたい」とコメント。

　今年の日本テレビ「24時間テレビ」で100キロマラソンに挑戦する萩本さん。観客からの「マラソン頑張って」という声に、「いろんなことがあるけど『みんな元気を出していこうよ』という気持ちで走ることにしたんだ」と答え、「今日のみんなの笑顔を思い出して、『宮城、仙台、牛タン』っていいながら頑張るよ」と話すと、スタンドからは大きな拍手と声援が沸き起こっていた。

茨城ゴールデンゴールズ