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仙台の冬の風物詩「光のページェント」開幕-例年より9日早く

3日に開幕した「SENDAI光のページェント」。定禅寺通のケヤキ並木が55万個の電球で彩られた

3日に開幕した「SENDAI光のページェント」。定禅寺通のケヤキ並木が55万個の電球で彩られた

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 仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月3日、例年よりも9日早く開幕した。

勾当台公園に用意された展望台

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 同イベントは1986(昭和61)年の開始以来、毎年12月12日から行われていたが、寄付や協賛の状況などから長引く不況を実感していた実行委員会が「例年よりも早く開幕することで集客増加による経済効果につながれば」(瀬戸敏之委員長)と開幕時期を早めた。スローガンは「光の和、想いをひとつに!」。来場者数は昨年の276万人を上回る300万人超を見込む。

 25回目を迎えた今年は、定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)の160本のケヤキに、55万個の電球を装飾。昨年は全体の3分の2に採用していた発光ダイオード(LED電球)をすべてに使用した。「来場者の反応をリサーチし、色や輝きなど問題ないと判断した」(瀬戸さん)。

 期間中、屋外アイススケートリンク、サンタパレード、学生によるコンサートなど多数の関連イベントを実施。来場者から要望の多かった記念撮影向けの展望台も勾当台公園に新設した。「ちょうどサンタオブジェの後ろ側。高台になっているので、定禅寺通のページェントや公園内のイルミネーションをバックに撮影を楽しんでもらえれば」。

 点灯時間は17時30分~23時(最終日は24時まで)。18時~20時の1時間おきに、約1分間消灯した後に再点灯する「スターライト・ウインク」を実施。今月31日まで。

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