2012年度「伊達武将隊」が初陣-新メンバー5人初お披露目

初陣を前に伊達政宗公ゆかりの霊場を巡る「伊達武将隊」の伊達政宗さん

初陣を前に伊達政宗公ゆかりの霊場を巡る「伊達武将隊」の伊達政宗さん

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 2012年度奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」が4月29日、仙台城跡(仙台市青葉区川内)で初陣を飾った。

2012年度「伊達武将隊」のメンバー10人

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 本年度で3期目となる同武将隊。今期も仙台城跡を拠点におもてなし活動を行うとともに、県内外への出陣で「仙台・宮城の歴史や文化、観光地、食などの多彩な魅力を発信していく」(同武将隊担当者)という。本年度は新たに「街歩き観光企画」「着地型旅行商品企画」「ミュージアムやプロスポーツとの連携」など、都市型観光の推進にも力を入れる。

 今期のメンバー構成は、伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎、茂庭綱元、支倉常長、黒脛巾組・空、くの一・秦、くの一・詩、足軽・杜野与六、足軽・風太の10人。この日初めて新メンバー5人が姿を現した。

 29日の出陣では、伊達政宗公をまつる「青葉神社」、「大崎八幡宮」、政宗公の霊屋「瑞鳳殿」、2代・3代の霊屋「感仙殿」「善応殿」を参拝後、仙台城跡で「出陣の儀」を実施。約300人のファンや市民・観光客を前に各メンバーが口上を述べ、これからの1年に向け意気込みを示した。

 「本出陣には仙台・宮城のみならず全国から多くの援軍が駆け付けてくれ、ただただ感激である。我らのおもてなしで伊達の魅力を全国へと広げて参ろう。皆、我ら伊達武将隊について参れ!」と3年目の貫禄を見せる伊達政宗さん。新メンバーの片倉小十郎さんは「復興元年の今年、仙台城は多くの客人でにぎわっており本当にありがたい。この小十郎、伊達三傑・智の武将、そして伊達の先陣として日ノ本・世界へ向けて、元気を発信していくぞ!」と意気込む。

 19日には新演舞のお披露目と11人目の新メンバーを発表する予定。同武将隊担当者によると、「実在した女性」になるようだ。

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