「ARABAKI ROCK FEST.12」閉幕-2年ぶり春開催、4万人来場

「ARABAKI ROCK FEST.12」最終ステージの様子 ©2012 ARABAKI PROJECT

「ARABAKI ROCK FEST.12」最終ステージの様子 ©2012 ARABAKI PROJECT

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 「エコキャンプみちのく」(柴田郡川崎町川内向原)で4月28日・29日、「ARABAKI ROCK FEST.12」が開催された。

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 春の野外フェスとして全国的に高い認知度を誇る同イベントだが、昨年は東日本大震災の影響で8月に延期。2年ぶりの春開催となった今年は、2日間で100組を超えるアーティストが出演。連日好天に恵まれ、2日間で述べ4万人が来場。会場では満開の桜も見られた。

 2日目の大トリでは、エフエム仙台のラジオ番組「アラバキラヂオ」と連動したセッション企画「ARABAKI RADIO SHOW!! ROCK AND ROLL WILL NEVER DIE!!!」を実施。エフエム仙台の井上崇さんと同フェス親善大使の堂島孝平さんが司会進行を務め、ラジオ風にリスナーからのメッセージを紹介。HEATWAVEをハウスバンドに、ゲストボーカルの浅井健一さん、奥田民生さん、曽我部恵一さん、TOSHI-LOWさん、仲井戸“CHABO”麗市さん、元ちとせさん、真心ブラザーズ、矢井田瞳さん、山田将司さん、ユウさんがリスナーからのリクエスト曲を披露。アートセッションとして、奈良美智さんの作品もスクリーンに映し出された。

 最後は堂島さんがオリジナルの日本語詞を付けた「ラジオスターの悲劇」を、堂島さんを中心にゲストボーカル全員でセッション。2日間のライブが幕を閉じた。終演後、ARABAKI PROJECT代表の菅真良さんは「昨年は延期になってしまったこともあり、春開催を待ちわびていた。本当に春に開催できて良かった。2日間行われた最高のステージで、これから僕も含め皆さんも、もっともっと強く前に進んで行けるんじゃないかと思う」と話し、「これからもたくさんの素晴らしい音楽を伝えるためにアラバキロックフェスを続けていきたい。また来年春に会いましょう」と力強く呼び掛けた。

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