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仙台文学館で文豪と仙台の関わり伝える展示 「文豪とアルケミスト」とコラボ

期間中、館内には「文豪とアルケミスト」のキャラクターパネルを設置。写真は太宰治

期間中、館内には「文豪とアルケミスト」のキャラクターパネルを設置。写真は太宰治

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 仙台文学館(仙台市青葉区北根2、TEL 022-271-3020)3階企画展示室で現在、日本の文豪と仙台との関わりを紹介する特別展「文豪、仙台ニ立チ寄ル。」が開催されている。

「文豪とアルケミスト」キャラクターと記念撮影できるフォトスポット

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 1887(明治20)年に仙台駅が開業し、上野から塩釜まで鉄道が開通して多くの人が行き交う場所となった仙台。同展では、島崎藤村、岩野泡鳴、正岡子規、高浜虚子、河東碧梧桐、宮沢賢治、太宰治の7人と仙台とのつながりを、仙台について書かれた書籍をはじめ、書簡やはがき、エピソードを通して紹介する。

 ゲーム「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)とタイアップして展開する。同展担当学芸員は「当館に足を運んでもらえていない若い世代にも興味や関心を持ってもらおうと考え、タイアップをお願いした」と話す。館内にはキャラクターのパネルを配置し、展示室内にフォトスポットを設けるほか、市内で文豪が立ち寄った場所を示す地図にもキャラクターをあしらう。今と昔の仙台の景色をバックに、持参したアクリルスタンドやぬいぐるみなどと共に写真撮影ができるコーナーも設ける。

 同学芸員は「展示を見て興味を持ち、実際に仙台を回ったり、そこから生まれた作品を手に取ったりしてもらえたら。自分の住んでいる所にいろんな人が来ていたんだな、過ごしていたんだなと、思いをはせてほしい」と話す。

 同館2階のカフェ「ひざしの杜(もり)」では期間中、特別展にちなんだ「7色クリームソーダ」(各490円)、「明治時代の洋食屋さんプレート」(1,100円)、「明治時代の洋食屋さんオムライス」(1,230円)を提供。ミュージアムショップでは「文豪とアルケミスト」とのコラボグッズを販売する。

 開催時間は9時~17時(入場は16時30分まで)。観覧料は、一般=810円、高校生=460円、小・中学生=230円。月曜(祝日の場合は翌日)、第4木曜休館。12月15日まで。

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