塩竃の酒と魚介類を提供する居酒屋-中学校時代の同級生2人が開業

「魚&BARしおがま」店内。夕方になると仕事帰りの会社員でにぎわう

「魚&BARしおがま」店内。夕方になると仕事帰りの会社員でにぎわう

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 仙台市青葉区・錦町公園そばの居酒屋「魚&BAR(ぎょば)しおがま」(仙台市青葉区本町2、TEL 022-224-0627)が仕事帰りの会社員でにぎわっている。

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 同店は、店長の水越孝太郎さんが中学生時代の同級生とともに、ふたりの地元・塩竃の「美味」を紹介したいという思いで昨年9月にオープンした和風居酒屋。店舗面積は12坪で、席数は15席。コンセプトは「しおがまの魚・しおがまの酒・しおがまの人」で、店内には塩竈に関するポスターなどを掲出。料理や酒、店内の掲示物を通して「塩竃の話をしてもらえれば」(水越さん)と地元への愛情は深い。

 メニューは、塩釜市場直送の鮮魚貝類を中心とする約40種類。酒蔵直送の酒かすと白みそを合わせたものに魚を漬け込み、炭火でじっくりと焼く「『名物』銀鮭の粕みそ漬け焼」(750円)、イカの身・ふ・墨をベースに、魚やキノコを入れて焼いた「魚&BAR焼(ぎょばやき)」(680円)、ボタンエビなどの刺身と野菜、豆腐に土佐酢の和風ドレッシングをあえた「魚介と豆腐のヘルシーサラダ(魚&BARサラダ)」(680円)、塩竃漁港で水揚げされたアナゴを使用した「あなごの白焼き」(580円)などが「人気」(水越さん)だという。

 ランチタイムも営業し、メバチマグロをメンチカツ風に揚げた「とろカツ」(980円)、「まぐろの竜田揚げ」(680円)、「寒ブリの粕みそ漬け焼」(720円)、「まぐろ丼」(980円)、「刺身3点盛」(980円)の5種類を提供する。

 ドリンクメニューはビール、焼酎、日本酒、ウイスキー、果実酒など約50種類。日本酒は「しぼりたて浦霞 生酒」(650円)、「於茂多加 純米吟醸 福露搾り」(750円)、「門(もん)塩釜限定酒 純米大吟醸」(720円)など、塩竃の銘柄を充実させる。

 30~60代の「会社帰りの方や単身赴任の方」(同)など、約9割が男性客という同店。水越さんは「酒と魚が好きな人ならどなたでも大歓迎。ここで塩竃の味や良さをぜひ知ってもらえたら」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=18時~24時。

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