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東北大がオンライン無料セミナー「新型コロナウイルスワクチンの期待と課題」

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 東北大学感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点(SDGS-ID)が11月26日、第1回公開セミナー「新型コロナウイルスワクチンの期待と課題」をオンラインで開催する。

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 同拠点は、新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症と共生する社会を築くことをテーマに、東北大学の研究者が結集し文理融合型の研究を展開するため昨年設置された。これまで学内限定で講演やセミナーを開いてきたが、感染症と共生する社会構築の実現には社会全体で新型コロナウイルスを正しく理解し、共生する方策を考える必要があることから無料公開セミナーの開催を決めた。初回は社会の興味が高い「ワクチン」をテーマとした。

 講師は東北大学大学院医学系研究科の石井直人教授と、SDGS-ID拠点長で政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会委員を務める押谷仁教授。第1部は「新型コロナウイルスワクチンの効果と副反応」と題し、石井教授が免疫学から見るmRNAワクチンの特徴と効果、mRNAワクチンの副反応、3回目接種の必要性と問題点について講演する。第2部は「新型コロナウイルスワクチンに何が期待できるのか」として、押谷教授が新型コロナウイルス感染症の現状、ワクチンへの期待と課題について話す。

 講演は各20分を予定し、その後35分間の質疑応答の時間を設ける。石井教授は「ワクチンについて正しく理解し、その期待と課題を通してウィズコロナ社会の在り方を一緒に考えてもらえれば」と呼び掛ける。

 オンライン会議システム「Zoom」で配信する。開催時間は12時~13時30分。参加無料。定員は500人。今日中に申し込みが必要。問い合わせはSDGS-ID事務局(TEL 022-718-5091)まで。

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