「焼肉レストランひがしやま」を展開するひがしやま（仙台市青葉区中央2）が4月16日、焼き肉デリバリーサービス「ニククル」を始めた。

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　新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響で、同社が運営する焼き肉店でも利用客が7割減少。対応策として、「店で飲食できるメニューをそのまま自宅にいながら楽しめる」「注文するときも選ぶ楽しさを味わえる」「ご飯を炊いて待っているだけで焼き肉を食べられる」をコンセプトにしたデリバリーサービスを始めた。

　肉は、カルビ、ハラミ、牛タン、牛・豚ホルモンなどの単品メニュー、「スタミナカルビ盛（ジューシーカルビ、ソフトカルビ、豚バラカルビ、豚カルビ）」「バラエティ盛（ジューシーカルビ、ソフトカルビ、牛タン塩、豚トロ）」（以上2,990円）、「ファミリー盛（ジューシーカルビ、ソフトカルビ、豚カルビ、豚トロ、鶏セセリ）」（5,290円）など盛り合わせを用意。サラダ、ナムル、キムチ、チヂミ、ビビンバ、冷麺、「野菜キンパとチャプチェ弁当」（833円）、「スタミナハラミ弁当」（926円）なども取りそろえる（価格は全て税別）。台数限定でロースターも無料で貸し出す。

　注文は前日に電話、ファクス、ウェブ（4月下旬開始予定）で受け付ける。受付時間は11時～21時。翌日に配達または市内の店舗で受け渡しを行う。支払いは、デリバリーの場合は現金または楽天ペイ、メルペイ、店舗渡しの場合は現金またはクレジットカード。

　配達エリアは、仙台市若林区・宮城野区の全域、泉区・青葉区・太白区の一部地域、多賀城・利府町の全域。デリバリーは3,000円以上からで、5月31日までは配達無料。その後は配達料1,000円が別途かかり、1万円以上の注文で配達無料となる。

　担当者は「現在飲食店は苦しい状況が続いている。各店テークアウトの展開をされているが、配達したくても方法がない、デリバリーサービスは手数料が高く利益が残らないという声も多く聞く。今後はほかの飲食店とも協力体制を取ってサービスを拡大し、共にこの危機を乗り越えていきたい」と力を込める。