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仙台市が「道路不具合通報システム」試行 段差や穴ぼこ、市民がスマホで通報

市民から寄せられた通報はアプリ上で確認できる

市民から寄せられた通報はアプリ上で確認できる

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 仙台市が10月2日、修繕が必要な道路の不具合を市民が知らせる「道路不具合通報システム」の試行を始めた。

写真と位置情報を添えて道路の不具合を通報する

 同システムは、ダッピスタジオ(北海道札幌市)が運営する専用アプリ「FixMyStreet Japan(フィックスマイストリートジャパン)」を活用し、スマートフォンやタブレット端末で撮影した写真や位置情報を添えて、修繕が必要な道路の不具合を通報するもの。

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 仙台市へ昨年度寄せられた電話相談件数は約1万7000件。道路の補修相談はこれまで管轄区役所や総合支所へ連絡していたが、修繕が必要な道路の不具合に関する市民からの通報手段を拡充しようと今回、同システムの試行を始めた。全国では、福島県郡山市、いわき市、埼玉県熊谷市、愛知県半田市などで本運用されている。

 通報の対象は、道路の段差や穴ぼこ、側溝の破損、ガードレールや横断防止柵など防護柵の破損、カーブミラーの破損など、市が管理する道路や道路の付属物に関する情報。道路の拡幅、側溝の整備、市街灯の新設、カーブミラーの新設など新たな整備に関する要望は対象とならない。

 仙台市建設局道路保全課によると、 試行開始後は1日2~3件程度の通報が寄せられているという。同システムの導入により、道路の不具合の位置や状況が伝えやすくなること、閉庁時間帯でも通報できること、対応の経過をスマートフォンなどで確認できることの効果を期待する。緊急を要する場合はこれまで通り管轄区役所や総合支所への連絡を勧めるという。

 試行期間は2018年3月31日まで。通報件数や内容について検証を行い、4月からの本格運用を目指す。

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