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せんだい農業園芸センターに「恐竜」出現 わらで作ったT・レックスなど6体

会場の様子。手前は初登場のプロントサウルス

会場の様子。手前は初登場のプロントサウルス

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 仙台市若林区の「せんだい農業園芸センター みどりの杜」(仙台市若林区荒井字切新田)で現在、「恐竜わらアート2017 ~食べちゃうぞ!若林~」が開かれている。主催は「わくわくドキドキ5感で楽しむ若林実行委員会」。

会場に並ぶわらの恐竜

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 仙台市地下鉄東西線の開業イベントの一環として、2015年12月に荒井駅エリア・卸町駅エリアで初開催された同イベント。昨年は会場を同所に移して「農業や若林区の魅力を伝えるとともに、復興のシンボルとして若林区に人の往来を創出すること」を目的に開き、9月17日~11月27日の期間中約8万人が来場し、にぎわいをみせた。

 今年は、ティラノサウルス、プテラノドン、ミニティラノ、トリケラトプス、ステゴサウルスと、初登場となるのブロントサウルスの計6体のわらアートを展示。同区内の被災農地で収穫した稲わらを使って作られたもので、作品を形作るパーツ「わらシート」の制作や取り付け・仕上げは一般社団法人「ReRoots」、骨組みの作成・固定・設置は舞台美術を手掛ける「FACTORY-K」が行った。

 「被災した田んぼのわらを使った若林区沿岸部の復興のシンボルとなるオブジェ。多くの方に見て、触れて、楽しんでいただければ」と同イベント担当者。「一緒に作って楽しんでもらえるイベントにしていきたい。将来的には、収穫のお祭りのような、農と食を楽しめる地域のお祭りになれば」とも。

 開園時間は9時~17時(11月以降は16時まで)。月曜休園。12月3日まで。

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