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仙台駅近くに産直・総菜・レストランの複合施設「AOYA」 地域食材の魅力発信

県産品を中心とした野菜や果物を、市場を通さず採れたその日に並べるという「AOYA」店内

県産品を中心とした野菜や果物を、市場を通さず採れたその日に並べるという「AOYA」店内

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 仙台駅前の愛宕上杉通沿いに9月5日、産直・総菜・レストランの複合施設「AOYA(アオヤ)」(仙台市青葉区中央1)がオープンした。

「Localdiner & Terracebar VALNICO」店内

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 同施設を手掛けるのはJRアグリ仙台(中央1)。農作物生産、商品開発、直売所、飲食店の一体的な経営により「出口のある農業」を展開する農業法人として、宮城県内の生産者・加工業者とJR東日本東北総合サービス、JR東日本が提携し、今年1月に設立した。

 建物は2階建てで、延べ床面積は437平方メートル。同社によると、野菜や果物は古くから青物と呼ばれることから、青物が集まる「家」になりたいとの願いを込めて施設名を命名したという。通勤で近くを通るオフィスワーカーや近隣住民のほか、ホテル宿泊客などの利用を見込み、同施設を通して地域の食材の魅力や食文化を発信し、地域農業の発展と交流人口の拡大を目指す。

 農産物直売所「AOYA」(TEL 022-724-7803)では、自社生産の農産物をはじめ「朝採り」や「無農薬」など、鮮度や品質にこだわった県内産を中心とする南東北の野菜や果物約80種類を産地から仕入れ販売。調味料や加工品、地酒や地ワインなども約250種類取りそろえる。

 総菜店「惣菜(そうざい)・弁当 五橋」では、宮城の食材を盛り込んだ和・洋・中の総菜と弁当20種類以上をテークアウト販売する。

 飲食店「Local diner & Terrace bar VALNICO(ローカルダイナー&テラスバー ヴァルニコ)」(TEL 022-226-8183)では、県内産の野菜・果実・米・魚介・肉をさまざまな調理技法で提供。ディナー&バータイムは、県産食材を使った「Staub(ストウブ)料理」(フランス製鋳物ホーロー鍋を使った蒸し料理)をメインに、日本酒とワインに合うさまざまなつまみを用意。1階ではキャッシュオン制のスタンディングバーを展開する。

 営業時間は、AOYA=10時~20時、惣菜・弁当 五橋=11時~21時30分、VALNICO=ランチ11時~14時30分、ティータイム14時~、ディナー&バー17時~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。

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