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JA全農、エスパル仙台に地産地消型飲食店 カフェとグリルで東北の農畜産物PR

エスパル仙台東館3階にオープンした「グリルみのる」店内。内装にも秋田杉や雄勝石など東北の素材を使う

エスパル仙台東館3階にオープンした「グリルみのる」店内。内装にも秋田杉や雄勝石など東北の素材を使う

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 JA全農は3月18日、JR仙台駅の商業施設「エスパル仙台」(仙台市青葉区中央1)に地産地消型飲食店「みのりカフェ」(TEL 022-216-5622)と「グリルみのる」(TEL 022-742-1711)をオープンした。

みのりカフェ店内

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 生産者と生活者をつなぎ、食と農を通じて互いに共感してもらうための場所や機会を提案する「みのりみのるプロジェクト」を2010年から展開しているJA全農。その一環として、外食産業における国産農畜産物の消費拡大と地産地消普及を目的に、東京・福岡・京都などに直営飲食店舗を展開している。

 東北エリアへの出店は今回が初めて。JA全農の営農販売企画部開発企画室担当者は「東北の農畜産物や農業をPRすると同時に、生産者と生活者の交流の場となるような企画やフェアを実施することで、国産農畜産物の消費拡大や自給率向上に寄与できれば」と期待を込める。

 本館2階の「みのりカフェ」では、東北6県の食材を使用したスイーツや軽食を提供。フードは、宮城県産小麦「ゆきちから」に岩手県産雑穀「黒米粉」をブレンドしたパンを使ったホットサンドやホットドッグ、米粉を使ったパンケーキ、旬の野菜を練り込んだスイーツなど。ドリンクは、ライスミルクや米麹ドリンク、東北産のストレートジュース、フルーツカクテルティー、フレーバーソーダ、お茶やコーヒーなど。店内では東北各地から集めたスイーツや菓子、雑貨なども販売する。店舗面積は44.94坪で、席数は52席。

 東館3階の「グリルみのる」では、鉄板で提供するグリル料理や御膳メニューをはじめ、「シェアして楽しめるお酒の進むおつまみ」などを提供する。ドリンクは、ビール・ハイボール・ウイスキー・日本酒・ワイン・焼酎・リキュール・カクテル・お茶・ジュースなど。岩手のクラフトビールや岩手・山形のワイン、東北6県の地酒も取りそろえる。店舗面積は43.28坪で、席数は64席。

 同担当者は「みのりカフェは買い物中の小休憩に、グリルみのるは仕事終わりの一杯はもちろん、しっかりご飯にも利用いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は、みのりカフェ=7時30分~21時、グリルみのる=11時~23時。

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