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仙台在住のブロガーがフォトコミック「田代島ねこ便り」 島の猫写真を素材に

「田代島ねこ便り」カバー。写真の猫は主役で作者と同じ名前を付けた「ねこ太郎」

「田代島ねこ便り」カバー。写真の猫は主役で作者と同じ名前を付けた「ねこ太郎」

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 仙台在住のブロガー・ねこ太郎さんによるフォトコミック「田代島ねこ便り」が2月17日、発行された。発行元は実業之日本社。

「田代島ねこ便り」収録の1ページ

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 ねこ太郎さんは2009年に「猫の島」として全国の猫愛好家から人気を集める田代島(石巻市)を訪れて以来、島の猫を継続的に撮影。2010年の2月に開設したブログ「田代島(ねこ)便り」で、写真にせりふを付けた「猫のフォトコミック」として発信してきた。ブログ総合サイト「にほんブログ村」の「猫絵・猫漫画人気ランキング」で上位になるなどファンを獲得している。

 「猫らしからぬ発言を楽しく描いたり、時には猫に時事問題を語らせたり、厳しい自然の中でたくましく生きている猫たちがこんなこと言ったら楽しいだろうなという想像で描いている」とねこ太郎さん。書籍化を望む読者の声に後押しを受け、同書の発行にこぎ着けた。

 ブログを編集した内容のほか、約50ページの描き下ろし、著者によるコラムや写真なども掲載する。「約8年通い続けて撮りためた、たくさんの素材を使った見応えのある内容になっていると思う。ただかわいいだけではない猫たちの変顔や微妙に変化する表情などに注目してほしい」とねこ太郎さん。「猫好きの方はもちろん、動物好きな方、笑いと癒やしが欲しいという方に読んでいただければ」と呼び掛ける。

 A5判、112ページ。価格は1,200円(税別)。発行部数は1万部。全国の書店および田代島の土産店「クロネコ堂」、インターネット通販などで取り扱う。

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