仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で4月12日・13日、「ヒストリックカーミーティング2008イン仙台」が開催された。主催は、ヒストリックカークラブ仙台。

　同イベントは、「昭和以前の個性的なデザインの車を通して、良いものはいつまでも生き生きと存在し続けるということを感じてほしい」という思いから昨年4月に初開催。2年目となる今回は延べ100人を超えるオーナーが参加し、「ルノー」「ロータス」「アルファロメオ」「フェラーリ」「ポルシェ」「フォルクスワーゲン」など、主に1950年代～1980年代のヒストリックカー103台が勾当台公園に集結した。

　2日間の来場者数は約15,000人。旧車ファンだけでなく、公園へ散歩に訪れた親子連れやカップルなどが足を止めてオーナーに車の説明を聞いたり、記念撮影を行ったりする姿が見られた。同事務局幹事の木村勝弘さんは「全くPRせずこれだけの市民の方々に来場していただき、口コミのみで延べ100人を超えるオーナーの方々が集まっていただくことができた。旧車、ヒストリックカーのミーティングイベントとして、一応の認識が得られたのでは」と話す。

　事務局では今後も仙台市泉区で「泉が岳ミーティング」を定期的に開催するなど、「首都圏、海外などで開催されているヒストリックカーミーティングのように、仙台の土地に根ざした文化イベント、子どもたちにも憧れのイベントに育てていきたい」考え。

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