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NEXCO東日本が「孤独のドラめし」-宮城から「サーモンといくら丼」など10品

サーモンといくら丼。「軽く焼き目をつけて叩(たた)き風に仕立てられたサーモンは、舌の上で溶けるほどよく脂がのっており、食べごたえ十分」(五郎コメントより)

サーモンといくら丼。「軽く焼き目をつけて叩(たた)き風に仕立てられたサーモンは、舌の上で溶けるほどよく脂がのっており、食べごたえ十分」(五郎コメントより)

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 NEXCO東日本(東京都千代田区)管内のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)154カ所で1月26日、漫画「孤独のグルメ」とコラボしたオリジナルガイドブック「巡礼ガイド 番外編『孤独のドラめし』」の配布が始まった。

ガイドブック「孤独のドラめし」表紙

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 雑貨輸入商を営む主人公・井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄った店で独り食事をする様子を描いたグルメ漫画「孤独のグルメ」(原作・久住昌之さん、作画・谷口ジローさん)。テレビドラマ化もされ、紹介された店を実際に訪れる「聖地巡礼」がファンの間で人気を集めている。

 全16ページで構成される同ガイドブックは、五郎が仕事の合間に立ち寄ったSA・PAで休息を取り、空腹を満たすために食べた「ドライバー飯=ドラめし」を、北海道・東北・関東・上信越の地域ごとに紹介する内容。宮城からは、東北自動車道・鶴巣PA(上り)の「サーモンといくら丼」(800円)が紹介されている。

 同社企画広報担当者は「高速道路を毎日のように利用いただくビジネスユーザーのお客さまをはじめ、行楽で訪れる方々にも今ある高速道路を最大限使っていただきたいとの思いから企画した。大変好評を頂いているので、早めにゲットしていただければ」と話す。

 同企画に合わせて、対象のSA・PA(154カ所)で提供する厳選の「ドラめし」を紹介するウェブサイトも開設。グルメジャンルの中から食べたいメニューを検索したり、同社管轄内の道路名からSA・PAのドラめしを検索したりできるほか、五郎が食べる直前に喉を鳴らす音「ゴクリ」を再現した「ゴクリボタン」による人気投票も実施する。

 宮城エリアの紹介メニューは、以下の通り。東北自動車道=「こってり辛み噌(そ)ラーメン」(730円)、「気仙沼ホルモン丼」(520円)、「牛たんハヤシライス」(780円)、「伊達(だて)ざくらポーク生姜(しょうが)焼き定食」(770円)、「サーモンといくら丼」(800円)、「油麩(ふ)丼」(520円)、「牛タン麦めし丼」(980円)、「豚汁定食」(620円)。山形自動車道=「かき揚げせいろ蕎麦(そば)(670円)、「仙台辛味噌(みそ)拉麺(ラーメン)」(800円)。

 原作者の久住昌之さんは「その先に、どんなおいしいものが待ち受けているのか?そう考えれば、孤独な道のりにも、ちょっとした楽しさが生まれるはずです。井之頭五郎になったつもりで、『孤独のドラめし』の世界を楽しんでください」とコメントする。 

 配布数は限定50万部。対象となるSA・PAでの商品購入者に、1会計につき1冊配布する(無くなり次第終了)。宮城エリアの設置場所は、古関SA、菅生PA、鶴巣PA、長者原SA、金成PAの5カ所。

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