学校法人郁文館夢学園が運営する広域通信制高校「ID学園高等学校(以下ID学園)(長野本校:長野県東御市 校長:古澤勝志)」は、2026年7月1日(水)から7月10日(金)までの10日間、宮城県牡鹿郡女川町において、地域の関係人口創出を目指す実践型探究プログラム「女川町の活動人口を増やそうプロジェクト」を実施いたします。

本プログラムは、本校が推進している夢教育の一環として実施する「夢活PBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)」です。生徒は9泊10日の日程で、東日本大震災からの復興への道を歩んできた女川町に滞在し、自身の「夢」「得意なこと」「好きなこと」「やりたいこと」を起点に、地域の企業や団体、行政と連携しながら持続可能な地域創生 につながる課題解決に挑戦します。その過程で、生徒はAIでは代替できない「人間力」を土台に、課題の本質を見抜く力、仮説立案力、論理力、創造力、行動力など、AI時代を生き抜くために必要な力を実践的に身につけます。
女川町を舞台に「問いを立てる力」を育む
AIの発展により知識の取得が容易になる時代だからこそ、本校では「正解を探す力」ではなく、「自ら問いを立てる力」を重視しています。夢活PBLでは、女川町でのフィールドワークや地域住民との対話を通じて、生徒自らが地域の現状を観察し、課題を発見し、解決策を考え、実践するプロセスを経験します。
例えば、
・復興によってハード面は整備されたにもかかわらず、なぜ担い手不足という課題が残るのか
・地域にとって本当に必要とされる支援とは何か
・外部の人間が地域に関わる際に求められる視点とは何か
といった問いに向き合いながら、仮説立案力や本質を見抜く力を養います。
生徒は行政、民間企業、地域住民それぞれの視点から地域の現状を学び、多角的に物事を捉える力を育みます。また、東日本大震災からの復興を経てまちづくりを進めてきた女川町ならではの「創造的復興」の事例に触れることで、地方創生や社会課題解決について理解を深めます。
生徒による探究プロジェクト(予定)
本プログラムでは、生徒がそれぞれの探究テーマに基づき、女川町の活動人口増加につながるプロジェクトを企画・実践します。
現在、生徒からは以下のような取り組みが提案されています。
1. 通信制高校生・若者による交流の場づくり
仙台市周辺の通信制高校生や、さとのば大学で学ぶ通信制高校出身の大学生をオンラインでつなぎ、多様な背景を持つ若者同士が交流できる座談会を企画しています。通信制高校で学ぶ生徒同士の横のつながりを生み出すとともに、進路選択や地域との関わり方について考える機会を創出することを目指します。
2. 「不登校・通信制高校」をテーマとした冊子制作
さとのば大学の学生や女川町周辺の中学校教員、フリースクール関係者などへのインタビューを実施し、不登校や通信制高校に関する多様な経験や考え方をまとめた冊子を制作します。
完成した冊子は、女川町周辺のフリースクールや中学校、本校各キャンパスへの設置を予定しており、生徒や保護者が将来を考える際の参考資料として活用されることを目指しています。
3. SNSを活用した女川町の魅力発信
女川町での生活や地域の魅力、人との出会いを取材し、InstagramやTikTokなどのSNSを活用して発信します。町外に住む若者が「行ってみたい」「関わってみたい」と感じるきっかけをつくり、女川町の関係人口・活動人口の拡大につなげることを目指します。
実施概要
【プログラム名】
女川町の活動人口を増やそうプロジェクト
【実施期間】
2026年7月1日(水)~7月10日(金) 9泊10日
【実施場所】
宮城県牡鹿郡女川町
【実施体制】
・さとのば大学
・株式会社アスノオト
・特定非営利活動法人アスヘノキボウ
・女川町役場
■ID学園高等学校について
郁文館中学校・郁文館高等学校・郁文館グローバル高校を運営する学校法人郁文館夢学園では、2020年4月より全日制、定時制、通信制に続く「第4の学校教育」として、ID学園高等学校を開校し、新たな日本の高校教育の実現に挑戦しております。郁文館夢学園は「子どもたちの幸せのためだけに学校はある」という教育理念のもと、「子どもたちに夢を持たせ 夢を追わせ 夢を叶えさせる」ことを教育目的に掲げ、独自の教育プログラムである『夢教育』を実践し、実績をあげてまいりました。
■学校法人郁文館夢学園 ID学園高等学校 概要
学校名 :学校法人郁文館夢学園 ID学園高等学校
代表者 :校長 古澤勝志
所在地 :〒389-0501 長野県東御市新張1931 (長野本校)
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-18-9 ISMビル3F(東京本部)
URL :https://id.ikubunkan.ed.jp/