仙台にボードゲームカフェ 世界の200種類、東北のプレー人口拡大に一役

木目を基調に、入りやすい雰囲気を意識したという店内。棚には200種類のボードゲームが並ぶ

木目を基調に、入りやすい雰囲気を意識したという店内。棚には200種類のボードゲームが並ぶ

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 仙台市青葉区の肴町公園そばに4月3日、「ボードゲームカフェ タンブリングダイス」(仙台市青葉区大町1、TEL 022-226-7125)がオープンした。

ジャンルに分けてボードゲームを陳列

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 ドイツを中心とする世界のボードゲームをそろえる同店。担当者は「世界的にブームが広がり日本でも一部ファンから一般へと広がりを見せているボードゲームだが、東北ではまだ遊べる場所も少ない。仙台・東北の方々にもその魅力を知っていたき、プレー人口の拡大につながれば」と話す。店舗面積は約14坪で、席数はテーブル・ソファ・カウンター合わせて26席。

 ボードゲームのラインアップは約200種類。ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品の「カタン」や「カルカソンヌ」、プレーヤーが協力し合って病原体のワクチンを発見する「パンデミック」、ペンギンカードをできるだけ多くピラミッド状に並べる「ペンギンパーティ」、カードに描かれているキャラクターに名前を付けるロシアのゲーム「ナンジャモンジャ」などのほか、県内で活動する創作ゲームサークル「楠本舗」「ゆるあーと」の作品も用意する。

 同担当者は「愛好家の方から全く触れたことのない方まで楽しめるように、旧作から新作までさまざまなジャンルのボードゲームを用意している。遊ぶゲームに迷ったり、遊び方が分からなかったりしたら、気軽にスタッフへ声を掛けていただければ」と呼び掛ける。

 ドリンクは、「BALEARIC COFFEE ROASTER」(青葉区立町)とコラボしたコーヒー「タンブリングダイスブレンド」(450円)、オレンジジュース、ジンジャーエール(以上300円)などのほか、ビールやカクテル(以上500円~)も用意。フードは、ホットサンド(300円~)、焼き肉バーガー(350円)、ジャンボマフィン(400円)、スイーツ盛り合わせ(500円)など、ゲームを楽しみながらつまめる軽食を中心に提供する。

 「ゆったりとした雰囲気の中、おいしいコーヒーやアルコールを飲みながらカップルや家族、友達同士でわいわいと楽しんでもらえれば」と同担当者。「気に入ったゲームを自宅でまた遊べるように」と、販売コーナーでは約70~80種類をそろえる。価格は1,000円台~7,000円台。

 営業時間は15時~24時(土曜・日曜・祝日は12時~)。料金は、平日=1時間400円・最大1,200円、土曜・日曜・祝日=同500円・同1,500円。小学生は半額、未就学児無料。ワンオーダー制。見学(無料)や飲食のみの利用も可。

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