仙台駅前の献血ルームが再開-Metisさん、「協力の継続」呼び掛け

「献血ルームアエル20」を訪問し、歌声を披露したMetisさん

「献血ルームアエル20」を訪問し、歌声を披露したMetisさん

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 仙台駅前の複合ビル「アエル」(仙台市青葉区中央1)20階の「献血ルームアエル20」(TEL 022-711-2090)が4月27日、献血受け付けを再開した。

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 2004年に開設した同施設。市内が一望できるロケーションで、10~20代の女性を中心に1日約100人・年間約3万6,000人が利用する。

 東日本大震災で設備の一部が被害を受けて臨時休業。復旧に時間はかからなかったが、血液センターが大きな被害を受けて検査や血液を作る業務がストップ。再開まで時間を要した。「震災後、全国の多くの皆さんから献血にご協力いただき本当に感謝している。これからは宮城が頑張る番。長期的な視野でご協力いただきたい」(宮城県赤十字血液センター広報担当者)

 再開初日には日本赤十字社による献血啓発プロジェクト「Love in Actionプロジェクト」の賛同アーティスト・Metisさんが施設を訪問。利用者に感謝の言葉を伝え、「私たちの上にも桜が咲くことを祈っています」と復興への思いを込めて「梅は咲いたか 桜はまだかいな」をアカペラで熱唱した。

 この日はほぼ平常通りの93人が献血。Metisさんは「再開初日からたくさんの方が来てくれていてびっくりした。継続していくことが何より大切なので、もっと気軽にみんなが献血しにいこうと思ってくれるようになれば」と期待を寄せる。

 受け付け時間は当面10時~16時。

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