仙台に手紙用品雑貨店「ユトリコ」-店内に「手紙を書く」スペースも

本格営業を始めた雑貨店「ユトリコ」店内。紙雑貨や手紙用品、在仙作家の作品などを販売する

本格営業を始めた雑貨店「ユトリコ」店内。紙雑貨や手紙用品、在仙作家の作品などを販売する

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 仙台市青葉区の雑貨店「yutorico.(ユトリコ)」(仙台市青葉区立町、TEL 022-224-7721)が「本格オープン」して1カ月がたった。

「ユトリコ」外観

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 「手紙を楽しむ」をコンセプトに、紙雑貨や手紙用品を扱うショップとして青葉区一番町のマンションで土曜・日曜のみ営業を行っていた同店。今年3月に青葉区立町に移転し、5月5日から平日営業を開始した。

 店舗面積は7.5坪。店内は白と木目を基調に、アンティークの什器を使用した明るく柔らかな雰囲気が特徴。前店同様、店内で手紙を書けるようにテーブルといすも置く。「女子中高生がここでラブレターを書いてくれることがオープン当初からの夢だが、まだかなっていない。そろそろ現れないかな(笑)」とオーナーの高橋智美さん。自分が書いた手紙を、ほかの利用客が書いた手紙と交換できる「いつでもお手紙計画」も行う。

 取扱商品は、レターセット(420円~)、ポストカードブック(1,680円)、一筆箋(420円)、カード(300円~)、はんこ(400円~)のほか、封ろう、文具、切手ぬらし、コラージュに使用するマスキングテープやレースペーパーなど。高橋さんがデザインしたオリジナル商品も販売する。

 高橋さんも参加する在仙作家グループ「kokonote(ココノテ)」の作品ブースでは、手作りジャム、ストラップ、木のアクセサリーや小物、ステンドグラスなどを販売。ガラスや樹脂・金属を使用したアイテムを展開するアクセサリーブランド「thuthu(チュチュ)」も扱う。

 客単価は1,000円前後。以前は20~30代の女性客が中心だったが、路面店になったことで客層が広がり、50~60代の女性や親子連れ、男性の1人客も増えているという。「のんびりやっているお店なので、のんびり・ゆったりとした時間を過ごしに来ていただければうれしい」と高橋さん。今は使っていない2階を改装して、今後はワークショップやイベントなどを開催していく予定。

 営業時間は12時~18時30分。木曜・祝日定休。

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