泉パークタウンタピオに山形「清川屋」-宮城進出の足掛かりに

「清川屋 仙台泉パークタウンタピオ店」。オープン直後の連休には多くの利用客でにぎわった

「清川屋 仙台泉パークタウンタピオ店」。オープン直後の連休には多くの利用客でにぎわった

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 仙台市泉区の商業施設「泉パークタウン タピオ」(仙台市泉区寺岡6)南館1階に10月9日、「清川屋 仙台泉パークタウンタピオ店」(TEL 022-777-5911)がオープンした。

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 同店を運営するのは、山形県特産品の開発や販売を手掛ける「清川屋」(山形県鶴岡市)。山形県内で8店舗を展開するほかネット通販にも力を入れ、「お取り寄せグルメ」の人気店として全国メディアにも度々取り上げられる。

 同社では県内出店を視野に入れ、今年9月に宮城清川屋(仙台市)を設立。「今まで山形県でオリジナル特産品を開発・販売してきたノウハウを生かし、今後は宮城のオリジナル特産品開発も随時進め、宮城・山形の魅力を発信していく」(同社)としている。

 山形県外初となる今回の出店について、店長の志賀真希子さんは「1997年ごろから『東北特産銘品館構想』というものがあった。その後、インターネット部門へチャレンジするなど別の展開を進めていたが、今回ご縁をいただき出店を決めた」と話す。店舗面積は約35坪。

 同店の取扱商品は生ケーキ10~12種類、プリン、焼き菓子、米、フルーツゼリーなどスイーツを中心に約400点。主なラインアップは、オリジナル洋菓子「koharuショート」(399円)、「koharuシュー」(199円)や、「卵黄とバターを使わず、卵白を丁寧に泡立てて作ったスポンジでミルキークリームをふんわり巻いた」純白ロールケーキ「ほわいとぱりろーる」(2,200円、保冷袋込み)、「なめらかプリン」の生みの親・所浩史さんと2年がかりで共同開発した「だだっ子プリン」(280円)など。

 イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」(鶴岡市)の奥田政行シェフとコラボレーションし、「日本酒に合うスイーツ」という発想で開発したチーズケーキ「月の雫~ナッツベイクド~」(2,000円、限定1日5個)も同店限定商品として販売。ドリンクメニューは、ホットコーヒー、アイスティー、オレンジジュース、柿酢ドリンク(各100円)を用意する。

 メーンターゲットは30~50代の女性で、初年度の売り上げ目標は1億円。志賀さんは「宮城・山形の地からおいしい幸せを見つけ出して、ご紹介していきたい。とは言え、まだまだ宮城のおいしさは勉強中なので、おすすめの情報があればぜひお聞かせいただければ」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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