仙台の郷土芸能を鑑賞・体験する「せんだい郷土芸能ひろば」が8月23日、仙台駅前の商業施設イービーンズ(仙台市青葉区中央4)4階「杜(もり)のガーデンテラス」で開かれた。
仙台市の委託事業で、仙台すずめ踊りや神楽、剣舞(けんばい)、田植踊(たうえおどり)などの民俗芸能を通じて仙台の文化に触れる機会をつくる同企画。この日は仙臺(せんだい)すずめ踊り連盟所属の祭連(まづら)「まつりめごひめ」が出演し、生演奏のおはやしに合わせて扇子を手に演舞を披露した後、来場者にすずめ踊りの動きをレクチャーした。参加者は扇子形の紙うちわを手に、メンバーの動きをまねながらステージや客席周辺で一緒に踊った。
11時と13時の2回行い、施設を利用していた家族連れや友人同士、外国人らが演舞を眺めたり、体験に加わったりする姿が見られた。
企画運営を担う「縦糸横糸」代表の小岩秀太郎さんによると、事業は仙台を訪れる外国人観光客らに、街中ですずめ踊りをはじめとする郷土芸能を鑑賞・体験してもらおうと始まった。昨年度は青葉山公園 仙臺緑彩館で開催したが、本年度は「出張版」としてイービーンズと仙台城跡にも会場を広げた。「たまたま買い物や観光に訪れた人が音に引き寄せられて、あまり触れたことがない芸能に偶然出合うことをコンセプトにした」と小岩さん。祭りの時だけでなく通年で「見て、知って、一緒に踊れる」場を目指すという。
9月、10月は仙台城跡、11月以降は仙臺緑彩館で開催する。小岩さんは「仙台という場所になぜこうした芸能が生まれ、根付いて、今も続けている人たちがいるのかということにも思いを巡らせてもらえたら」と期待を寄せる。
開催日と内容はインスタグラムで知らせる。