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仙台・春日町に山形肉そばの店 食べ応えのある太麺をまろやかな甘さのつゆで

一番人気という「ゲソ天肉そば」。「しっかりと下味を付けてありゲソ天単品でもおいしいが、肉そばと一緒に食べるとより一層おいしい」と澁谷さん(写真提供=雨カ天晴)

一番人気という「ゲソ天肉そば」。「しっかりと下味を付けてありゲソ天単品でもおいしいが、肉そばと一緒に食べるとより一層おいしい」と澁谷さん(写真提供=雨カ天晴)

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 仙台市青葉区春日町に「山形肉そば 雨カ天晴(うかてんせい)」(TEL 022-399-9511)がオープンして2カ月がたった。

「山形肉そば 雨カ天晴」店内

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 山形肉そば店「そば処(どころ)かほく」が7月14日にリニューアルオープンした。新たな店名は雨がやんで空が晴れる意味から、悪い状況から好転する例えに用いられる四字熟語「雨過天晴」に由来する。店長の澁谷直幸さんは「忙しい日常の中で一瞬でも心が晴れるようなひとときを提供することを目指し、心温まる料理とおもてなしで皆さまを迎えたい」と話す。店舗面積は非公表。席数はカウンターとテーブル合わせて25席。

 そばは、「コシが強く食べ応えのある太いそばで、ゆで時間に5分以上かかってしまうが、つゆによく絡み喉越しを味わってもらえる麺」と澁谷さん。つゆは国内産の鶏ガラと親鶏のもも肉をじっくりと煮込み、コクがあり香り豊かという高知県産の宗田節、甘みの強い山形の「マルセイ醤油(しょうゆ)」を使い、「まろやかなで上品な甘さ」に仕上げる。鶏中華には同じつゆに縮れ細麺を合わせる。

 メニューは、「肉そば(温・冷)」(並、大=850円、特盛り=1,000円)、「ゲソ天肉そば(温・冷)」(並、大=1,000円、特盛り=1,150円)、「鳥中華(温・冷)」(並=850円、大=950円)、「ゲソ天鳥中華(温・冷)」(並=1,000円、大=1,100円)と、「つけそば(温)」(並、大=850円、特盛り=1,000円)、「旨(うま)辛つけそば(温)」(並、大=1,000円、特盛り=1,150円)。セルフコーナーには、ネギや天かすのほか、鶏油(チーユ)やラー油、昆布酢、わさびなど「味変」用の調味料も用意する。

 肉そばのだしとご飯、生卵、薬味をまぜて食べる「まかない飯」とのセット(肉そば、鶏中華=1,100円、ゲソ天肉そば、ゲソ天鳥中華=1,200円)や、「ミニソースかつ丼」セット(同=1,400円、同=1,500円)も用意する。

 「平日は近くの会社員の方々、休日は家族連れや年配の方と、さまざまな年齢層の方に利用してもらっている」と澁谷さん。「山形の肉そばの魅力を多くの方に知ってもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~15時。定休日はSNSで知らせる。

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