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震災がれきから拾い集めた写真の返却会、10年の節目で最後に 16万枚公開

会場に並ぶ写真の一部

会場に並ぶ写真の一部

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 東日本大震災の津波で流出した写真や思い出の品々の返却会が2月18日、若林区文化センター(仙台市青葉区南小泉1)のアートギャラリー「わかぶん」で始まった。

スキャンした写真のプリントをファイリングして並べる

 仙台市が震災復興ボランティア団体のNPO法人「おもいでかえる」(若林区六丁の目元町)の協力を得て、2011(平成23)年度から毎年行っている。宮城野区と若林区の沿岸部でがれきの中から拾い集められた写真や思い出の品を洗浄して公開し、持ち主やその家族に返却。これまで写真約14万枚、思い出の品約4000点が返却された。震災から10年の節目を迎え、今回で最後の開催とした。

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 会場では家族旅行や結婚式、子どもの成長記録、ペットや風景などを収めた写真約16万枚を公開しているほか、ランドセルや卒業証書など思い出の品約1500点も並べる。写真は、宮城野区・若林区、サイズ、集合写真などに分けたアルバムやカタログのほか、会場内のパソコンでも閲覧できる。

 おもいでかえる理事の丹野ゆみさんは「ここには買い替えることができない写真がたくさんあり、その写真にまつわるエピソードや思い出は持ち主の方にしか分からない。写真と共に思い出もよみがえったらいいなと思っているので、まだお越しになっていない方、迷っている方、一度探された方も足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 市危機管理室防災計画課担当者は「われわれにとっては何気ないスナップであっても、被災された方にとってはかけがえのない写真や思い出の品。できる限り皆さんの元へお返ししたい」と話し、今後の保管や返却方法は市で検討するという。

 開催時間は10時~17時。今月28日まで(22日は休み)。3月3日~14日(8日は除く)は、宮城野区文化センター(仙台市宮城野区五輪2)で開催する。