1724年創業の「浦霞(うらかすみ)」醸造元・佐浦(塩釜市)が6月10日、仙台を本拠地とするプロスポーツチーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」「ベガルタ仙台」「仙台89ERS」の応援商品を仙台地区で発売した。
持ち手の付いた箱入りで土産需要も見込む「浦霞 仙台プロスポーツ応援セット」
スポーツを通して地域を盛り上げる仙台を本拠地とするプロスポーツチームを応援している同社。新型コロナウイルス感染拡大により開幕延期や試合中止などの影響を受けた各球団を応援しようと商品を企画。5月上旬から塩釜をはじめ多賀城市、松島町で先行発売し、プロ野球の開幕やサッカーJ1の再開に合わせて今回、仙台地区での販売を始めた。
商品は、ほのかな香りとさっぱりとした後味の軽いうま味のある辛口が特徴の「楽天イーグルスラベル からくち 浦霞」(300ミリリットル、539円)、米のうま味を存分に生かしたすっきりとバランスのよい味わいの「ベガルタ仙台ラベル 純米酒 浦霞」(同、594円)、きりっと冷やして清涼感を楽しむやわらかなうま味の生貯蔵酒「仙台 89ERS ラベル ぼとる 浦霞」(同、528円)の3種類。ラベルにはそれぞれのチームカラーをベースにマスコットキャラクターをデザインした。3種類をセットにした箱入りの「浦霞 仙台プロスポーツ応援セット」(1,870円)も用意する。
浦霞の広報担当者は「無観客やリモートマッチ、観客の定員を抑えた試合が続いているが、早くスタジアムで応援できることを待ち望みながら、各チームのマスコットキャラクター商品を飲んで、宮城のプロスポーツを応援していただければ」と呼び掛ける。
JR仙台駅や市内百貨店、塩釜・多賀城・松島地区酒販店、「浦霞酒ギャラリー」で販売する。