仙台・七夕館で「演劇結婚式」-新郎新婦が「七夕伝説」演じる

7月7日、鐘崎ベルファクトリー「七夕館」で行われた「演劇結婚式」

7月7日、鐘崎ベルファクトリー「七夕館」で行われた「演劇結婚式」

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 七夕の7月7日、鐘崎ベルファクトリー(仙台市若林区鶴代町、TEL 022-231-5141)内の「七夕館」で結婚式が行われた。

新郎新婦も出演、仙台「七夕館」の「演劇結婚式」

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 式は笹かまぼこの製造・販売を行う鐘崎が5日から開催していた「鐘崎の七夕星まつり」の企画として行ったもの。「『仙台七夕』は8月の行事だが、7月の七夕にも『七夕館』として何かできないかと考えていた」という同社が、婚礼プロデュース業を手掛けるブライダルプラザ(仙台市若林区)の企画に協賛し、実現した。

 開催にあたって今年5月に全国からカップルを募集。約20組の応募の中から、国際結婚のカップルなど「七夕伝説を思わせるような出会いや恋愛のエピソードを持った」2組が選ばれ、この日の結婚式を迎えた。館内に飾られた七夕飾りの下、仙台の劇団員やダンサーらによって「七夕伝説」をテーマにした演劇が始まり、新郎新婦も出演。出会いから結婚までのエピソードを振り返りながら、彦星と織り姫の姿と自分たちを重ね合わせて愛を誓った。

 式には両家の招待客のほか、一般市民や観光客らも参列。担当者は「遠方から来られた一般のお客さまをシャットアウトせずに見ていただくことと、式を粛々と挙げることの両立に気を配った」と話し、大勢の参列客が見守る中、「日本初」(同社)の試みとなる七夕の「演劇結婚式」は幕を閉じた。

 式を終えて同館の担当者は「七夕飾りの下での挙式という貴重な体験を提供でき、また、新郎新婦や参列者の方に喜んでいただけてうれしい。今後も七夕館をさまざまな形で開放して、お客さまに楽しんでいただけることを提供し続けていきたい」と話した。

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